お年玉は新札で準備しなくてはいけないのでしょうか。ポチ袋に入れる時は折るのだから、新札(ピン札)でなくてもよい気がしますが、なにか決まりはあるのでしょうか。知っておきたいマナーについて調べてみました。
お年玉は新札で用意するのが常識なの?
お年玉は年の初めのお祝いとして、新札を用意するのがマナーとされています。
お正月の子どもたちの楽しみと言えば「お年玉」ですよね。子どものころ、ふだん目にしないきれいなお札をいただいて、なにかワクワクした気持ちになった記憶はありませんか。お年玉に新札を用意する理由について調べてみました。
お年玉に新札を用意する理由は?
ご祝儀(お年玉・お祝・心付けなど)に新札を用意する理由は、
●新しい門出をお祝いする
●あなたのために、前もって準備をしました
という気持ちを表しているといわれています。
新札はいつも手元にあるものではないので「この日を心待ちに、前もって用意しておきましたよ」という相手への心遣いが伝わりますね。
お年玉はポチ袋に入れるときも新札?
お年玉はポチ袋に入れる場合も、シワのない新しいお札を三つ折りにして入れましょう。(四つ折りは縁起が悪いので好ましくありません)
もらうお子さんはあまり気にしないかもしれませんが、親御さんが管理をしている場合もあるかと思います。マナーを気にする方でしたら、古いお札で渡すことで、あなたの印象が変わってしまうことも…。
なにより、新札の方が特別感があって、ありがたみが増す気がしませんか。新年初めのご祝儀はマナーを守って渡してあげたいですね。
お年玉の相場はこちらの記事で紹介しています。
お年玉の新札の入手は、銀行で両替が確実?
お年玉用に確実に新札を入手したいときは、銀行で両替をしましょう。自分の口座がある銀行でしたら、一日一回、無料で両替できます。
銀行によって条件や手数料が異なりますのでご注意ください。
銀行の窓口で両替できる?
所定の両替用紙に必要事項を記入して、窓口で手持ちのお札を新札に両替します(通帳、もしくはキャッシュカードを提示)。新札を指定して引き出すのもOK。
銀行に両替機があれば、さらに簡単?
銀行に設置されている両替機を利用しましょう。手持ちのお札を希望の金種に交換するシステム。旧札と新札の指定ができるので、選ぶときに間違えないようにしてくださいね。
銀行の「キャッシュカード」、もしくはその銀行専用の「両替機カード」を入れて操作します。用紙を書く手間も待ち時間も少ないので、窓口よりも簡単便利でオススメ。両替機の稼働時間は、ほとんどが銀行の営業時間と同じです。
銀行の年末年始(2018-2019)の営業時間は?
通常、ほとんどの銀行は12月30日まで営業していて、12月31日〜1月3日までが休業です。
ただし、土日が休みなのでカレンダーによっては、営業時間がもっと短くなる場合もあります。(※28日が金曜日なら営業日は28日まで。)
■年末最終営業日
●みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行/埼玉りそな銀行ともに、
2018年12月28日(金)まで。
■年始営業開始日
●みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行/埼玉りそな銀行ともに、
2019年1月4日(金)から。
■営業時間
●みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行
9時〜15時
●りそな銀行/埼玉りそな銀行
9時〜17時
仕事に追われて行きそびれたということのないよう、営業日には十分注意してくださいね。

お年玉の新札の入手は早めがいい?
年末年始は銀行が大変混雑します。12月は各銀行とも、お年玉用に新札を多く補充してくれていますが、窓口、両替機とも大変混みます。
特に12月中旬以降は、窓口の待ち時間が1〜2時間というところも…。時間に余裕を持って行動するようにしたいですね。
まとめ
なにかと気忙しい年末、新年を気持ち新たに余裕を持って迎えるために、お年玉の新札は早めの準備を心がけましょう。