新札準備には欠かせないピン札への両替ですが、手数料無料で両替できる枚数は改訂のたびに少なくなっています。そして2023年10月より、三菱UFJ銀行では円貨両替手数料・振込手数料・外為手数料を改訂する発表が!
今回の記事では新札両替の手数料を中心に、改訂される手数料をわかりやすくまとめました。
三菱UFJ銀行|両替手数料一覧【2023.10.2〜改訂】
2023年10月2日から改訂される手数料です。三菱UFJ銀行に口座がある場合は、窓口およびキャッシュカードで両替機利用で両替するときには、10枚までは無料。これは今までとは変わりませんが、窓口利用で11枚以上の両替手数料が値上げされます。
- 窓口の利用:
10枚まで無料(1日1回/口座ありの方)
11枚〜500枚550円➡770円に
501枚〜500枚毎に550円加算➡770円加算
※お取扱い枚数は、両替前と両替後のいずれか多い枚数が基準となります。 - 両替機の利用:
キャッシュカード利用なら1日1回10枚まで無料
両替専用カード1回目10枚まで無料、500枚まで300円➡1〜500枚まで400円
501枚〜1,000枚600円加算➡800円加算
※両替機に入金できる紙幣は20枚まで。
※両替機専用カードは、予め手数料を入金して使います。
※両替機での枚数は、両替後の枚数です。
三菱UFJ銀行 円貨両替 2023/10/2より | ||
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窓口 | 口座あり: 10枚まで | 無料(1日1回) |
口座なし: 10枚まで | 550円 | |
11~500枚 | ||
501枚以上 | 500枚ごとに | |
両替機 | キャッシュカード: 10枚まで ※11枚以上は 窓口のみ | 無料(1日1回のみ) |
両替専用カード: 10枚まで | 10枚まで2回目以降200円 11〜500枚300円 ➡400円 | |
両替専用カード: 11〜500枚まで | ||
両替専用カード: 501〜1,000枚 | ➡800円 |
振込手数料も2023.10.2〜改訂に!
円貨両替手数料の改定と同時に「振込手数料」も改訂されます。振込手数料は預金の種類や条件によって無料になるサービスなどあるので、詳細は三菱UFJ銀行のサイトで確認してください。
条件によっては値下げになった部分もあるんですね。
振込先 | 同支店あて | 当行他店あて | 他行あて | ||||
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振込 金額 | 3万円未満 | 3万円以上 | 3万円未満 | 3万円以上 | 3万円未満 | 3万円以上 | |
三菱UFJ ダイレクト | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 154円 | 220円 | |
銀行 ATM | UFJ カード | 0円➡ 110円 | 0円➡ 110円 | 110円 | 110円 | 209円➡ 275円 | 330円➡ 275円 |
UFJ以外 | 0円➡ 440円 | 0円➡ 440円 | 110円➡ 440円 | 220円➡ 440円 | 209円➡ 770円 | 330円➡ 770円 | |
現金 | 220円➡ 550円 | 440円➡ 550円 | 220円➡ 550円 | 440円➡ 550円 | 374円➡ 880円 | 550円➡ 880円 | |
コンビニ ATM | 0円➡ 110円 | 0円➡ 110円 | 110円 | 110円 | 209円➡ 275円 | 330円➡ 275円 | |
窓口 | 330円➡ 880円 | 550円➡ 880円 | 330円➡ 880円 | 550円➡ 880円 | 594円➡ 990円 | 770円➡ 990円 |
まとめ
今回は、2023年10月2日から改訂される三菱UFJ銀行の「円貨両替手数料」と「振込手数料」をわかりやすくまとめました。外為手数料も11月20日に改訂されますが、本記事では取り上げません。
最近の傾向としては、銀行は窓口業務を縮小させる方向で利用手数料を中心に値上げになっているように感じます。
三菱UFJ銀行での新札両替の方法と両替機の使い方、手数料と利用時間に関しては以下の記事もご覧ください。
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