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紙の通帳は有料?銀行の通帳利用手数料を一覧表でまとめて比較!

銀行の紙の通帳から引き落とし

マイナンバーカードと預金口座の紐付けで、子供の公金受取口座を親の口座で登録されているトラブルが発生しています。マイナンバーカードの公金受取口座は本人名義でなければダメ。どんなに小さな子供でも、本人名義の預金口座を用意する必要があります。

そこで話題になってきたのが子供名義の預金口座開設時の問題。手続き自体が煩わしいことはさておき、親が管理するために「紙の通帳」で記帳しておきたいけど、なんと新規口座で紙の通帳を希望すると有料だという部分です。

今回の記事は、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行の預金口座で、昔ながらの「紙の通帳」を発行する場合に有料なのかどうか一覧表にまとめました。

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新規口座開設で『紙の通帳』は有料?

近年、銀行もデジタル化推進とコスト削減のため「紙の通帳」の発行を有料化しました。

三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行(埼玉りそな/関西みらい銀行)は紙の通帳利用手数料を導入。通帳レスのデジタルサービス推奨に舵を切りました。

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銀行ごとの紙の通帳利用手数料一覧表

子供の新規口座をつくるときも、通常は親が利用している銀行で作る場合が多いと思われます。イメージでは銀行各行が同じ料金体系のように思われていますが、下記の一覧表のように「みずほ銀行」は通帳1冊につき手数料が1,100円も!さらに印字がいっぱいになって通帳を繰り越す場合も有料なんです。

2023年6月現在では「ゆうちょ銀行」は新規開設時も繰越時も紙の通帳は無料で利用可能。ただし、突然有料化されることも考えられるので安心できません。

以下は、主な三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行(埼玉りそな/関西みらい銀行)、ゆうちょ銀行それぞれの『紙の通帳利用』に関わる手数料や引き落とし日や条件をまとめた一覧表です。表示の手数料は税込。条件等の詳細は、利用される銀行の公式サイトでご確認ください。(2023/6更新)

銀行での
新規口座開設
紙の通帳利用通帳繰越対象外条件
手数料不要者
支払・
引落日
三井住友銀行年間
550円
無料18歳未満または
75歳以上
毎年1月末判定
毎年2月8日引落
※休日は翌営業日
三菱UFJ銀行年間
550円
無料1月末時点で
18歳未満・70歳以上
毎年1月末判定
毎年2月18日引落
※休日は翌営業日
みずほ銀行1冊
1,100円
1冊
1,100円
1月末時点で
18歳未満・70歳以上
都度支払もしくは
翌月25日引落
※休日は翌営業日
りそな銀行
埼玉りそな銀行
関西みらい銀行
年間
550円
無料口座開設時
70歳以上

ステータス
パール以上
口座開設月から
15カ月後
ゆうちょ銀行無料無料

馴染みがないのでパソコンやスマホで通帳確認なんてできないという方々への配慮なのか、70歳以上や75歳以上は手数料の対象外となっています。上記表を参照ください。

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通帳を紛失したときの再発行は有料?

三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行(埼玉りそな/関西みらい銀行)、ゆうちょ銀行すべて、通帳の再発行については手数料 1冊1,100円(税込)がかかります。

三菱UFJ銀行の場合は、「かんたん手続アプリ」で通帳の再発行手続きした場合は550円(税込)。さらに三菱UFJカード会員には再発行手数料還元(要手続き)などのサービスが用意されています。手続きの詳細は公式サイトにて確認ください。

まとめ

三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行(埼玉りそな/関西みらい銀行)の紙の通帳利用手数料は、年間550円(税込)。みずほ銀行は口座開設時も通帳繰越時も1冊1,100円の通帳発行手数料。ゆうちょ銀行だけは紙の通帳利用手数料はありませんでした。

マイナンバーの公金受取口座としてお子さまの通帳を準備したい場合、もしも銀行をどこにしようか迷っているなら「ゆうちょ銀行」が紙の通帳利用手数料も無料で良さそうですね。

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