みんなが同じ甘さで食べやすいスイカの切り方の裏ワザ。「ガッテン!」でもおすすめの切り方をご紹介します。
場所によって甘さが変わる悩みを解決。子どもでも食べやすい切り方で、大人数でもみんなが美味しい。けんかにならない切り方をぜひお試しください!
みんなが同じ甘さで食べやすいスイカの切り方は?
スイカの甘さを均等に分けるには常に中心から切る(中心から放射状に切る)のがポイント。スイカは中心部分が一番甘く、皮に向かうほど糖度が下がります。ケンカにならないように同じ甘さを楽しみましょう。ではさっそく切ってみますね。
ケンカにならない切り方 その1
❶ 1/8のカットスイカを用意します。ちなみにこの切り方、笑ったときの口のカタチにみえることから「スマイルカット」と呼ぶそうですよ。
❷ 真ん中から少し斜めに半分に切ります。
❸ 半分に切ったものをまた頂点から半分に(一番大きい三角面を半分にカットする感じで)。
❹ 食べやすい大きさまで繰り返します。
きれいな三角すい。これで甘みも均等に分けられて、小さいお子さんも手にとりやすい形ですね。どれも真ん中、ケンカになりません(^_^)v
切っておくとすぐ食べられるのでお手軽で便利。
切り分けたスイカの種を取り皮をカットしたら、タッパーに入れて冷蔵庫へ。食べたいときにパパッと出せる手軽さがうれしいですね!白い皮の部分は塩や塩麹でもんで漬物にするのもオススメ。
スイカの皮は捨てないで!実は栄養も美容成分もたっぷりな皮。簡単おいしいスイカの皮レシピはこちらで紹介しています↓
ケンカにならない切り方 その2
❶ 1/8のカットスイカを真ん中から半分に。
❷ 半分に切ったものを、頂点から食べやすい大きさに切り分けます。
❸ 残りも同様に切ったらできあがり♪
この切り方で、みんなが同じ甘さを楽しめますね。ほぼ同じ大きさ、同じ形に。面はすべて三角形。どれも真ん中、ケンカになりません(^_^)v
ケンカにならない切り方、お店でも発見!
上でご紹介した切り方がお店でも「すいかの美味しい切り分け方」として紹介されていました。丸ごとでも、カットスイカや小玉スイカでもこの切り方で同じ甘さを楽しみましょう。
ケンカにならない切り方 その3
テレビ「ガッテン!」でも紹介されていた、みんなで甘いスイカを楽しめる切り方です。
❶ 1/8のカットスイカを真ん中から半分にカット。
❷ 半分に切ったものをタテに置き、さらに3等分にカットします。
❸ 残りの半分も同様に3等分したらできあがり♪
同じ大きさで甘さが均等に行き渡ります。
マラソン大会などで給水所ならぬ「給スイカ所」に並べるときはこの切り方でした。食べやすく自立する安定感がいいのかも。ただ、薄くなると切るときに割れやすいので気をつけてくださいね。
おまけ:ケンカになりそうな「切れているスイカ」
これは別のお店でみつけた、最初から「切れているスイカ」。なんと皮の部分を割るだけ、包丁いらずとお手軽!すごいアイデアですね。すぐにちょこっと食べたいときによさそうです。
ただこの切り方、私が子どものころに母が切っていた不平等カットなので、どこを取るかで兄弟げんかが始まる予感が…。
カットスイカを選ぶときのポイントは?
スイカは収穫された時点で成長が止まり追熟しません。しっかりチェックして甘く美味しいスイカを選びましょう。ポイントをご紹介します。
カットスイカの場合
・糖度12度以上
・赤い果肉と白い皮の境目がハッキリしている
・種が黒い(白い種が多いと熟れていない)
・切り口がきれい(崩れていると鮮度が落ちている)
美味しいスイカの選び方と保存方法!見分け方についてはこちらでくわしく紹介しています↓
スイカの栄養が夏バテや熱中症の予防に?
見た目にも涼やかなスイカ。ほとんどが水分という印象ですが、ビタミンやミネラルなどさまざまな栄養がバランスよく含まれています。
果肉はもちろん、白い皮の部分にまで栄養たっぷり。美味しく食べて夏を乗り切りましょう。
スイカの皮は捨てないで!
実はスイカの皮にも栄養がたっぷりって知っていましたか?アミノ酸シトルリンを簡単に美味しく摂りましょう。スイカの皮のレシピはこちらの記事で紹介しています↓
まとめ
スイカの食べやすい切り方の裏ワザは、斜めに三角にカット。これで甘さが均等。同じ大きさ、同じ形、同じ甘さでケンカになりません。
みずみずしいスイカには夏の元気の元がたっぷり。ひとりでも大勢でも、甘みを均等に分けて美味しいスイカで夏を乗り切りましょう。