お祝いごとにはマナーがあります。結婚式のお祝いを包むご祝儀袋、デザインがいろいろあって迷いませんか。
ご祝儀袋の選び方と書き方、中袋の入れ方についてご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
結婚式のご祝儀袋の選び方はどうする?
ご祝儀袋は100円ショップやスーパー、コンビニでも手軽に購入できます。種類が豊富なのでどれを選ぶか迷ってしまいますよね。
結婚式のご祝儀袋はどれを選べばいい?
ご祝儀袋は水引(みずひき)の結び方と色で意味が異なります。決まりがありますので、間違えないように選びましょう。
●水引の結び方は「結び切り」か「あわじ結び」
一度結んだらほどけない結び方で「一度きりでありますように」という願いがこめられています。
●水引の色は「金銀」または「紅白」
●水引の数は10本
●白地のご祝儀袋が正式
見た目の豪華さではなく、金額や送る人に合わせて選びましょう。金額とご祝儀袋の格を合わせるのがマナーです。
カラフルにデザインされたご祝儀袋は、見た目にも楽しく華やかですが、カジュアルな印象に。親しい友人や後輩へのご祝儀の際に選ぶなど、上手に使い分けましょう。
結婚式のご祝儀袋の書き方はどうする?
これで大丈夫!ふだんは書くことのないご祝儀袋の用意の仕方を3ステップでご紹介します。
1.ご祝儀袋の中袋を記入
中袋(なかぶくろ)とはご祝儀袋の中に入っている、実際にお金を入れる封筒のこと。
お金を入れ忘れるなどのうっかりミスを防ぐために、ご祝儀袋の中袋を先に準備しましょう。
【表面】中央に縦書きで、包んだ金額を漢数字の「旧字体」で記入。三万円の場合は「金参萬円」
一「壱」、二「弐」、三「参」、五「伍」、千「阡」、万「萬」
【裏面】郵便番号、住所、氏名を書きます。
受け取る側のことを考えて、新郎新婦があとで整理しやすくなるよう、省略せずに書きましょう。
2.ご祝儀袋の中袋に現金(新札)を入れる
ご祝儀袋の中袋に現金(新札)を入れます。お札の肖像画が表側を向き、かつ上側にくるように。
現金を入れた中袋を先に包んでしまいましょう。入れ忘れてしまった場合は、先方からは言い出しにくいもの。ご迷惑をかけないよう必ず確認を。
上包みに中袋を戻す場合は、必ず折り返した外側を上向きに重ねて(慶び・幸せを受けるように)水引をかけるのがルールです。
3.ご祝儀袋の表書きを記入
水引より上に「お祝いの名目」を書きます。
「御結婚御祝」「寿」もしくは旧字体の「壽」と書くのが一般的。短冊にプリントされている場合はそのまま使っても構いません。
水引より下に「送り主の名前」を書きます。
■夫婦連名の場合は、夫の氏名を中央に、その左に妻の名前のみ。
■家族(夫婦と子供)の連名の場合は3名まで。それ以上の場合は、代表者の氏名の左に「他家族一同」と小さめの字で添えます。
ご祝儀の新札はどうやって準備するの?
新札を入手するには銀行での両替が確実!
ご祝儀に用意するお札は新札(ピン札)を包むのが正しいマナー。結婚式を楽しみに、前もって準備していましたという気持ちが伝わりますね。
新札は銀行の窓口、もしくは銀行に設置されている両替機を利用すれば簡単で確実に両替できます。どうしても銀行に行けないときは、郵便局や式会場に聞いてみるという方法も。
新札(新券/ピン札)を入手する方法は下の記事で詳しく紹介していますので参考に。
まとめ
「結婚式のご祝儀袋の選び方と書き方は?中袋の入れ方はどうする?」の記事はいかがでしたか。
ご祝儀袋の水引や包み方にも深い意味があることがわかりました。マナーを守って正しくお祝いの気持ちを伝えたいですね。