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【2024最新】 新しい現金書留封筒サイズをのし袋と画像比較!料金・書き方・送り方なども図解

現金書留封筒のサイズ2種類と最新の現金書留料金、現金封筒とご祝儀袋とのサイズ比較、現金書留の送り方書き方も早見表よりわかりやすくイラスト図解にしました。

お祝いやお悔やみで現金を送る時、唯一の方法が「現金書留郵便」です。わが家も最近お祝いを送る機会があったので利用しました。

現金を送るには専用の封筒が必要です。「大きさは長3封筒くらい?」とか調べても、郵便局のサイトには詳しい表記がありませんでした。そこで実際の現金封筒を採寸した結果をご紹介します。

古いタイプの現金書留封筒も利用できます。サイズなどは以下の過去の記事をご覧ください。

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現金書留封筒は大小2種類サイズ購入できる

現金書留封筒(現金封筒と呼ばれているようです)には大小2種類のサイズがあります。どちらも1枚21円(税込)です。※2023年10月時点

今までの現金封筒は、二重構造で封印の仕方も難しく手間がかかっていましたが、70年ぶりに新しくなった「現金封筒」は強度のある一重の封筒になりました。

色は濃いめの茶色系になり、宛先などの記入スペースも大きくなりました。封筒の値段は21円のままで、割り印も2箇所だけになりました。お手持ちの旧タイプ現金封筒も引き続き使えます。

普通サイズ(定形)

普通サイズの現金封筒には、水引が印刷されたタイプの祝儀袋/不祝儀袋はたいてい入ります。新しい現金封筒は内袋の二重タイプではなくなったので、水引が付いているタイプも入りました。

サイズ内に収まるメッセージカードなども同封可能。封筒にマチがないので、あまり厚いと入らない場合もあるので注意しましょう。定形の場合は厚さ1cmまでです。

A4三つ折りサイズ(長辺210mm)は入りません。その場合は「大きめサイズ」で送ります。

【現金書留封筒(普通サイズ/定形)】

  • 封筒の外寸:約119mm ✖️ 約197mm
  • 封筒の重さ:約4g ※簡易測定のため誤差容赦

普通サイズ(定形)現金書留封筒
●価格:21円 ※郵便局の窓口で販売
●封筒サイズ(およその外寸):
──短辺 119mm、長辺 197mm
●封筒の重さ:約4g
※サイズや重さは購入した封筒を測ったので誤差あり。

大きめサイズ(定形外)

大きめサイズの現金書留封筒も、普通サイズと同じ「21円」で購入できます。豪華な水引がついた大きな祝儀袋なども余裕で入る大きさです。ただし、郵便料金定形外になります。

A4三つ折りサイズ(長辺210mm)はギリギリ入りますが、同封物の厚さによっては上手く収まらない場合もあるので注意してくださいね。

【現金書留封筒(大きめサイズ/定形外)】

  • 封筒の外寸:約142mm ✖️ 約215mm
  • 封筒の重さ:約6g ※簡易測定のため誤差容赦

大きめサイズ(定形外)現金書留封筒
●価格:21円 ※郵便局の窓口で販売
●封筒サイズ(およその外寸):
──短辺 142mm、長辺 215mm
●封筒の重さ:約6g
※サイズや重さは購入した封筒を測ったので誤差あり。

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現金書留封筒はどこで買えるの?

猫ちゃんが書留封筒を手にして郵便局の窓口にいるイラスト

現金書留には専用の「現金封筒」が必要。郵便局の窓口だけで買うことができます。100円ショップやコンビニ、文房具売り場では手に入りませんのでご注意ください。また、旧タイプの現金封筒、昔のカーボン式現金封筒も引き続き使えると言われました。

宅配便やレターパックなどで「現金」を送ることは法律で禁止されています。

現金書留を送る時に料金はいくらかかるの?

まず、現金書留を送る場合には[手数料、郵便料金、封筒代]がかかります。

【現金書留手数料】2023年10月からの料金
1万円まで480円以降5千円毎に11円加算されます。たとえば、3万円なら524円、上限50万円なら1,558円の手数料がかかることになります。

【料金改定ニュース】
2023年10月1日より郵便料金の一部が改定され、基本手数料は435円から480円に。加算額も10円から11円になりました。

【郵便料金】
定形郵便物・定形外郵便物の料金は「重量制」です。定形郵便の場合は厚さが1cmまで。厚さなど規定がありますので注意しましょう。
郵便局の公式HP料金計算はこちら(リンク)

一般的な例として、ご祝儀を「3万円」送る際の費用をイラストで図解してみました。水引が印刷タイプののし袋、手紙の同封はなし、の場合です。

1万円札は1枚約1.05gと言われています。
※郵便料金は重さによって金額が変わります。同封物の重さにご注意ください。

【例①】1万円を現金書留(定形25g)で送る場合  合計585円
[内訳] ●現金封筒代 21円 ●定形郵便料 84円 ●現金書留手数料 480円

【例②】50万円を現金書留(定形外100g)で送る場合  合計1,719円
[内訳] ●現金封筒代 21円 ●定形外郵便料 140円 ●現金書留手数料 1,558円

郵便新料金は以下の記事ででも紹介しています↓

送れる現金の限度額は?ポスト投函はダメ!

❶現金書留は限度額50万円!

現金書留で送金可能な金額の上限は50万円。どうしても50万円超を送金したい場合は、もう一通の現金書留を利用することになります。

❷郵便局の窓口で局員に渡す!

郵便ポストに入れたらダメ!郵便局の窓口で、封入した金額を申告して局員に渡します。

❸封印には割り印を忘れずに!

現金書留は必ず割り印が必要です。シャチハタなど認め印で構いません。印鑑がないときは署名サインでも大丈夫です。

現金書留を送った控えもレシートタイプに

現金書留送付の控え(書留・特定記録郵便物等受領証)もレシートタイプになっています。依頼主やお届け先の部分は封筒がスキャンされて画像でプリントされています。昭和時代はカーボン式の控えでした。

  • A:依頼主の住所・氏名・電話番号
  • B:届け先の住所・氏名・電話番号
  • C:送る現金の金額(賠償額)

まとめ

今回の記事では70年ぶりに仕様変更された「現金書留用封筒」を実際に購入してサイズなどを写真でご紹介しました。現金封筒は大小2種類のサイズがあり、郵便局の窓口で購入。現金書留を送る際には、封筒代+郵便料金+現金書留手数料がかかり、ポスト投函ではなく郵便局の窓口で送ることや50万円の限度額があることもイラストや図解でわかりやすく解説しましたのでご参考にどうぞ。

お祝いだけでなく香典などを送る際にもこのやり方を参考にしてみてください。大きめサイズの封筒でも大きさが足りない場合は、現金封筒以外で「現金書留」として送ることができるそうです。詳しくは郵便窓口で聞いてくださいね。

ご祝儀袋の表書きと水引の種類や、お祝い別の書き方と基本マナーは以下の記事でご覧いただけます。

お祝いの際に、「ご祝儀に奇数を包むのはなぜ?ダメな金額は?」という記事も併せてどうぞ。

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