50度のお湯の作り方は簡単です!温度計がなくても作れる方法をご紹介します。
チョコレートの湯煎や洗濯の臭い対策、時間のかかるあさりの砂抜きも時短に!いろいろなシーンで活躍するとっても便利な50度のお湯をぜひお試しください。
50度のお湯は温度計がなくても作れる?
給湯器で50度に設定できる場合は全く問題ありませんが、設定できない場合もありますよね。
湯沸かし器や温度計に頼らなくても、50度(ほぼほぼ)のお湯は作れます。
作り方はとっても簡単!
❶ ボウルなどの容器に一定量の水を入れる。
❷ やかんや鍋で同量のお湯を沸かし容器に投入。
これだけ。これで大体50度のお湯のできあがり。
水は沸騰すると100度。多少冷めてもOKです。誤差は気にしません。理科の実験ではないのでアバウトで問題なし。私はいつもこの方法で成功しております。
実際に作ってみた結果は?
いつも大体で済ませていましたが、適当過ぎるかな…とちょっと反省。今回は実証してみました。
新兵器の温度計を導入。予算の都合で100円ショップで購入しましたが、ちゃんと働いてくれることを期待します。
沸騰したお湯が100度、水道水が大体10〜15度。同量で混ぜると50〜55度くらいに…とほとんどの方が言ってますが実際はどうでしょうか。
まずは水の温度。ボウルに水道水を入れて計測。10度です(上の写真)。2月なので低めですね。
水を入れたボウルに、同量の沸騰させたお湯を投入します。軽く混ぜて計測した結果は…
51度(上の写真)。
ということは、50度前後です。
今回は1200ml(各600ml)で試してみました。水の量や温度、容器などによっても変わりますので大体の目安にしてくださいね。
あくまでも「ほぼほぼ」で。
50度ってどのくらいの温度?
お風呂の設定温度は何度ですか。快適と感じるのは40〜42度くらいといわれています。これから比べると50度はけっこう熱いですよね。
感触としては、かなり熱いけど手は入れられるくらいの温度です。私は2〜3秒が限度、手が赤くなってしまった…やけどにご注意を。小さいお子さんがいる場合は特に気をつけてくださいね。
50度のお湯はどんなことに使えるの?
50度のお湯にはたくさんの使い方があります。
チョコレートの湯煎に便利!
チョコレートの湯煎は絶対に沸騰したお湯でしてはダメ。熱が入りすぎ風味が飛んでしまいます。湯煎には約50〜55度のお湯を使いましょう。お湯の量を気持ち多めにして調整してくださいね。
生乾きの臭い退治に!
部屋干しの生乾きの臭いや、洗濯しても落ちない臭いは50度のお湯のつけおき洗いでスッキリ。
生乾きの臭いにお悩みの方はこちらを参考にしてみてくださいね。
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あさりの砂抜きが5分でできる!
十分に浸る量の50度のお湯を作ります。そこにあさりを入れ、殻をこすり合わせて洗ったらそのまま5〜10分放置。水が少し白く濁り汚れが出たら砂出し完了です。
あさりを海水と同じくらいの塩水(塩分約3%)に浸けて、新聞紙をかぶせ冷暗所に最低でも2〜3時間置いておく…という今までの手間は何だったの?というくらいカンタンですね。
加熱しても実が縮まずプリップリ!夕方の買い物でも夜ご飯に間に合いますよ。とにかく時短!
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野菜がシャキッと復活!
数年前に話題になった野菜の50度洗いにも。
葉物野菜を50度のお湯に2分ほど浸けておくだけでシャッキシャキに。野菜のみずみずしさが戻り旨みが引き出されるとのこと。
冷蔵庫で萎びさせてしまった野菜もムダにせずに済みますね。私は野菜しか試していませんが、鶏胸肉もぱさつくことなく美味しくなるそうです。
まとめ
50度のお湯の作り方は簡単!温度計がなくても作れます。
①ボウルなどの容器に一定量の水を入れる。
②やかんや鍋で沸かした同量のお湯を足す。
水道水が大体10〜15度、沸騰したお湯が100度。同量で混ぜたらほぼ50度のお湯ができました。
チョコレートの湯煎や料理、洗濯にと50度のお湯は忙しい主婦の頼もしい味方。これで仕事帰りにあさりが買えますね。ぜひお試しください。