くもりや雨の日、梅雨の時期に部屋干しすると、洗濯物から臭いニオイがすることありませんか。
きちんと洗ったつもりなのに、衣類から生乾きのような嫌なニオイが…。洗い直しは時間がかかって面倒だし、気分までどんよりしてしまいます。
ニオイの原因と対策を調べてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
部屋干しの臭いニオイの原因は菌なの?
部屋干しすると乾かしているときや、乾いてからもモワッとした雑巾のような不快なニオイがすることってありますよね。その理由は、ニオイの原因菌が残っているからです。
臭いニオイの菌は紫外線でも退治できない?
生乾きのような不快なニオイの原因は雑菌です。
この菌は乾燥や紫外線にも強く、外干ししても落ちにくいといわれています。晴れた日に日光消毒しても使うと臭い戻りするのはこのためでした。
洗濯物に残ったたんぱく質などを餌に増えた雑菌は、繊維の奥まで染み込んで洗濯しても落ちにくくなるのだそうです。湿った状態が長いと増殖して、嫌なニオイを出し続けるんですね。
生乾きの臭いニオイを防ぐ対策は?
ニオイを防ぐために、洗濯するときに注意したいポイントをまとめました。
● 菌を増やさないこと
● 汚れをしっかり取ること
● 早く乾燥させること
ちょっと気をつけることで対策できそうですね。具体的にご紹介していきます。
菌を増やさないためには?
洗濯するとき、ついやってしまっていませんか?
●汚れ物を溜めていませんか
菌は湿った場所が大好き。衣類に付いた汗や汚れから菌が増殖して繊維の奥まで入り込みます。
●洗剤は適量を使っていますか
汚れが多いときにやりがちなのが洗剤の入れ過ぎ。すすぎで残った洗剤が衣類に付いて雑菌の原因になることも。洗濯物の量に合った洗剤量を。
●風呂の残り湯を使っていませんか
風呂の残り湯を洗濯に使っている場合は「すすぎ」を水道水でやりましょう。
●洗濯が終わったらすぐに干していますか
洗濯が終わったのに洗濯機の中に入れたまま放置していると、雑菌が繁殖する原因に。
汚れをしっかり取るには?
●除菌、抗菌タイプの洗剤を使う。
●汚れが酷い場合はつけおきしてから洗う。
靴下など汚れが酷いときは、ぬるま湯に洗剤と酸素系漂白剤を入れて30分くらい放置を。それから他の衣類と一緒に洗濯機へ。汚れを落としてから洗うことで汚れが移るのを防げますね。
汚れは時間がたつと取れにくくなり、菌も増えるので早めに対処しましょう。
早く乾燥させるには?
●バスタオルなど大きいものを干すときは、裾をずらして風のあたる面積が多くなるように。
●洗濯物の間をあけて風通しをよくします。
●一度に大量の洗濯は控えましょう。
洗濯物が部屋にあるとうっとうしいので、うちではエアコンの除湿機能や扇風機を使って早く乾かすようにしています。扇風機はコスパもいいし、空気の通りを良くする首振り機能もオススメ!
洗濯したのに臭いニオイが取れないときは?
頑固なニオイってありますよね。洗剤と一緒に香りの柔軟剤も使用したのに生乾きのニオイが…。きちんと洗濯したはずなのに臭うのはなぜ?
ニオイの原因は菌です。50度のお湯を使うことで雑菌を死滅させニオイを撃退します!
お湯につけおきするだけで頑固なニオイが取れる?
方法はとっても簡単!
お湯につけおきするだけでニオイを取り除きます
ポイントは50度のお湯
【つけおき洗いのやり方】
①バケツなど適当な容器に50度のお湯を投入。
②ニオイの気になる衣類をヒタヒタに浸けて、そのまま30分〜1時間くらい放置。
③浸け置いた衣類をいつも通りに洗濯するだけ。
ニオイが気になったらぜひお試しください!
うちでは、Tシャツやタオルはこの方法でじゃんじゃん洗っていますが、デリケートな素材や色物などは洗濯表示に従ってくださいね。
①バケツや洗面器などの容器に一定量の水を入れます。
②やかんで同量のお湯を沸かし容器に投入。
水は沸騰すると100度、多少冷めてもOK。誤差は気にしません。
これで大体50度くらいのお湯のできあがり。理科の実験ではないのでアバウトで問題なし。私はいつもこの方法で成功しております。
まとめ
くもりや雨、梅雨時期の部屋干しで気になる臭いニオイの原因と対策についてまとめてみました。
ちょっと気をつけることで、面倒ないつもの洗濯が少しでも楽になりますように。嫌なニオイから解放されて、洗濯物も気持ちもスッキリと暮らせるようぜひ参考にしてくださいね。