孫の｢高校合格祝い｣や｢高校入学祝い｣を祖父母から贈るときのご祝儀の目安はいくら？金額の相場をはじめ、贈る時期、誰に渡せばいいのかなど、祖父母のマナーをまとめました。
孫の高校入学祝い1位は現金！内祝いはない？
祖父母からお孫さんへ、高校入学祝いの1位は「現金」。数ある調査のどれを見ても半数以上の方が「現金」でご祝儀を贈っているようです。
他には学校や新生活で使うものや、自分で欲しいものを選べる商品券やギフトカードなどが人気のようですね。
注意したい点は、父方の親、母方の親、どちらの祖父母からも孫に入学祝いをする場合。両家のプレゼントが被ったり、お祝いの金額に大きな差があっては気になりますね。
贈り物をするときは、事前に子供夫婦に確認して、祖父母同士のプレゼントの重複を避けることをオススメします。
また、入学祝いはお返し（内祝い）がないのが一般的。あまり高額すぎる贈り物は、逆に気遣いさせてしまうこともあるので、気持ちが伝わる程度の金額で十分でしょう。
孫の高校入学祝いの金額の相場はいくら？
祖父母から孫への高校入学祝いの金額は、
2万円〜5万円が一般的です。調査では63.6％の方が2万円以上だったと答えています。
中には、難関な受験を突破したお孫さんへ「合格祝い」を兼ねて5万円以上のご祝儀を贈る祖父母の方もいるようです。
高校受験を応援しながら、合格祈願もしてきたおじいちゃん＆おばあちゃん。お孫さんの高校進学はプライスレスな喜びなのでしょうね。
出典：ギフトコンシェルジュ（調査実施：ギフト総合研究所）
お祝いの際に「ご祝儀に奇数を包むのはなぜ？ダメな金額は？」の記事も併せてご覧ください↓
新札両替はどの銀行がいい？銀行の両替手数料や無料枚数を比較した記事はこちらで紹介しています↓
孫の高校入学祝いを贈るタイミングはいつ？
高校受験に合格して、進路が決まったという吉報が届いたらなるべく早く渡すのがベスト。高校の合格発表が上旬あたりなので、3月中頃までには入学祝い（合格祝い）を渡してあげたいですね。
遠方に住んでいる場合は、吉報を聞いたらすぐに電話で「おめでとうコール」や「祝電」を。その後なるべく早く「入学祝い」をのし袋に入れて、現金書留で送りましょう。
新しくなった現金書留封筒は、昔のようなカーボン式ではありません。現金書留の送り方はこちらの記事「現金書留の正しい書き方や送り方を図解！上限額はいくらまで送れる？」で詳しく紹介しています。併せてご覧ください↓
現金書留の封筒サイズ(外寸/内寸)と販売価格は以下の記事でわかりやすく図解しています↓
孫への高校入学祝いはご両親に渡すのがマナー？
お祝いが高額な場合は、子供夫婦（ご両親）に渡すのがいいようです。2万円までなら、高校一年生になるお孫さんに直接渡してもいいのではないでしょうか。
高校で親元から離れたり、入学準備に出費がかさむ場合は、ご両親の負担を軽減する意味で、ご両親へのお祝いと孫へのお祝いを分けて渡すケースもあるようです。
ご祝儀袋の表書きと水引の種類や、お祝い別の書き方と基本マナーは以下の記事で紹介しています↓
まとめ
祖父母から孫への高校入学祝い金の相場は2万円〜5万円が一般的のようです。中には合格祝いを兼ねて5万円以上を贈る方も。進路が決まったらなるべく早く、3月中旬までには渡してあげましょう。
今回は書籍やネットで調べた相場を参考として書きましたが、金額に幅もあり、ハッキリした決まりはありませんでした。受験でがんばったお孫さんを労って、新しく始まる高校生活に心からエールを送ってあげたいですね。