成人式は大人への第一歩を踏み出す大切な日。2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられ、今までの成人(20歳)の式典は「二十歳の集い」などと新たな名前で開催されました。
高校生である18歳から20歳まで年齢によって成人祝いの内容も変化してくると思います。かわいいお孫さんや甥っ子、姪っ子の成人式のお祝いには何を贈ればいいでしょう。
本記事では、従来の20歳を基本にした、喜ばれる人気のプレゼントやご祝儀の相場について紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
成人祝いのプレゼントは何がいい?
特別な記念の品になり、長く愛用できることから、財布や腕時計は男女ともに定番の人気です。
相手との関係や予算にもよりますが、お祝いの品を選ぶポイントは、新社会人として少し大人を意識したものがいいでしょう。
男性の場合は?
新社会人としてのスタートを応援してくれるものが人気で喜ばれるようです。
●財布・腕時計
スマホで時間を確認していた方も、社会人になったら時計は必要アイテム。カジュアルなものより、ビジネスシーンで使えるものを。
●スーツ
社会にでるとスーツを着る場面は増えるでしょう。適度にトレンドを取り入れたスタンダードなデザインが人気。この機会にきちんとしたものを揃えてもらったというケースは多いようです。
●ネクタイ・ベルト
何本あってもうれしいもの。少し高価なブランドのネクタイは安定した人気の定番ですね。
●万年筆・ボールペン(名前入り)
●定期入れ・名刺入れ
女性の場合は?
大人の女性を意識して、上品できちんとした印象のものを選びましょう。
●財布・腕時計
毎日使う物だからこそ、身近にあって大人を実感できるクオリティの高い物が喜ばれます。
●ハンドバッグ
質の高い大人びたバッグはひとつは持っていたいもの。自分では買えない、洗練されたデザインのブランドバッグはもらって嬉しい定番ギフト。
●アクセサリー
これから改まった席に出る機会もあるでしょう。シンプルな定番のブランド品なら長く愛用でき、いろいろなシーンで活躍してくれるはず。
●定期入れ
●お花(生花、プリザーブドフラワー)
●生まれ年のワイン
品物を送る場合は本人の好みを聞いた上で、大人が持つのに相応しい上質なものを選ぶと喜ばれます。高価過ぎないブランド品は周りからも好感をもたれるでしょう。
成人祝いでご祝儀の相場はいくら?
贈る方の好みがわからなくて品物選びに迷うことも。お祝いはご祝儀として現金で贈る方が圧倒的に多いようです。
お祝い金は、相手(成人式を迎える人)との関係性で相場が変わってきます。一般的なお祝い金の相場についてまとめてみましたので参考にしてみてくださいね。
【祖父母】1万円~10万円
【両親】1万円〜5万円
【親戚】1万円〜3万円
【ご近所や知人】5,000円~1万円
親戚やご近所など、以前に頂いている場合はその金額も参考にしましょう。
金額に幅があって悩みますね。お祝い金について、もう少し詳しくみていきましょう。
祖父母の場合は?
幅は広いですが、可愛いお孫さんの成人式の支度金として5万円以上を贈る方が多いようです。
両親の場合は?
1万円〜5万円
社会人としてこれからさらに活躍してほしいという気持ちを込めて、奮発する方も。
【お祝いの諸費用を負担する場合も】
成人のお祝いには写真撮影代、衣装代などけっこう諸費用がかかるもの。女性の場合は振り袖のレンタルに加え、ヘアメイクや着付け代など合計で10万円〜という試算も。祖父母や親が費用を負担し、お祝いとするケースもあるようです。
親戚の場合は?
1万円〜3万円
お付き合いの深さに加え、周りの方とのバランスもとっておきたいもの。一同が集まった折りなどに話し合っておくといいかもしれませんね。
ご近所や知人の場合は?
5,000円〜1万円
必ずしもお祝い金の用意がいるわけではありません。気持ちを伝えたいときは商品券や品物でも。ハンカチなどの小物を贈るときは大人を意識した高級品を選んでみては。
以上はあくまでも目安ですので、相手との関係性やお付き合いの深さを考慮して決めましょう。
成人のお祝い金に決まりはあるの?
お祝い金は気持ちをしめすものなので金額に決まりはありませんが、ご祝儀や不祝儀に用意する金額は奇数にすることが多いようです。
日本古来の風習で、慶事のお祝い金には奇数の数字を包むのがよいとされていますが、現代では、八万円も末広がりでよいとされています。
贈る時期はいつ?
新年が明けてから成人の日までに贈るのが一般的です。二十歳を迎えるお正月に贈る方も。はなむけの言葉をひとこと添えて、成人を迎えられた喜びをお祝いしてあげたいですね。
【成人式とは】
満年齢の20歳で成人になったことをお祝いする行事で、以前は1月15日でしたが、1月の第2月曜日が「成人の日」となりました。
2022年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたことで、2023年の成人の日は「二十歳の集い」などと名前を変え20歳の式典として実施。18歳や19歳は、受験や就職活動を鑑みて3月に式典を行うなど、自治体によって対応が異なります。
直接渡せない場合は、ご祝儀袋に入れて郵送します。現金が送れるのは現金書留郵便だけ。
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まとめ
成人式は大人への階段を登る記念の日。本人だけでなく、両親や祖父母にとっても大切な晴れの日です。新成人が大人社会へ歩き出せるようにエールを送り、祝福してあげましょう。