銀行の両替(円貨両替)手数料と枚数を比較表で整理しました。
お祝い事で折り目のないお札(新札/新券/ピン札)が必要なときや、学校のバザーや催し物で釣り銭用の小銭(硬貨)を準備するときは、銀行の両替機が便利です。
銀行の円貨両替手数料|比較一覧表
この数年に銀行各行の両替手数料が改定され、無料でできる枚数が激減したり、手数料が高くなったりしています。ここでは、4つの大手銀行での両替手数料の最新情報で比較検討できるように一覧表に整理しました。
※表内の「りそな」にはりそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行が含まれます。
円貨両替 | みずほ | 三井住友 | りそな | 三菱UFJ | ||
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窓 口 | 口 座 あ り | 10枚 まで | 無料 1日 1回 | 220円 | 220円 | 無料 1日 1回 |
口 座 な し | 1〜 10枚 | 550円 | 330円 | 220円 | 550円 | |
共 通 | 11〜 500枚 | 550円 | 770円 | 770円 | 550円 | |
501枚 〜 | 1,320円 以降 500枚毎 660円 加算 | 1,540円 以降 500枚毎 770円 加算 | 1,540円 以降 500枚毎 770円 加算 | 1,100円 以降 500枚毎 550円 加算 |
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両 替 機 | キ ャ ッ シ ュ カ | ド | 10枚 まで | 無料 1日 1回 | 無料 1日 1回 | 無料 1日 1回 | 無料 1日 1回 |
11〜 500枚 | ─ | ─ | 400円 | ─ | ||
501〜 1000枚 | ─ | ─ | 800円 | ─ | ||
両 替 専 用 カ | ド | 10枚 まで | 1回目 無料 2回目 以降 300円 | 400円 | 無料 1日 1回 | 無料 1日 1回 2回目 200円 |
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11〜 500枚 | 400円 | 400円 | 400円 | 300円 | ||
501〜 1000枚 | 800円 | 800円 | 800円 | 600円 | ||
カ | ド な し | 1〜 500枚 | ─ | ─ | 400円 | ─ | |
501〜 1000枚 | ─ | ─ | 800円 | ─ |
4つの銀行の円貨両替補足情報をわかりやすく
自分の口座がある銀行でしたら、両替機で1日1回無料で両替可能。銀行によって条件や手数料が異なりますので円貨両替の補足情報を銀行別に紹介します。
- 両替機は、入金できる枚数に制限があります。
- 表記の枚数とは、紙幣および硬貨の枚数です。
みずほ銀行
両替機専用カードは、みずほ銀行に口座のある法人・個人事業主のみに限定発行されます。
- 両替機専用カードに手数料をチャージして利用
- 両替機への紙幣投入は1回あたり20枚まで
- 1回の取扱上限枚数は1,000枚
- 窓口での枚数算出は両替の前/後いずれか多い枚数
新券も枚数に含みます
同一金種の新券への交換、金種指定のない新券による払戻を含む
三井住友銀行
両替機専用カードは1人1枚、支店窓口にて発行されます。
- 三井住友キャッシュカードで1日1回のみ10枚まで両替OK
- 手数料は両替機にて事前に両替機専用カードへ入金
両替手数料の入金上限額は1万円まで(紙幣のみ対応) - 両替機に入金できる紙幣は、最大20万円まで
※1万円札なら20枚、5千円札なら40枚、千円札なら200枚まで - 硬貨の入金は不可
- 両替機では50円・10円・5円・1円のバラ硬貨への両替は不可
- 棒金への両替には両替機専用カードが必要
りそな銀行/埼玉りそな銀行/関西みらい銀行
- りそなグループのキャッシュカードもしくは両替専用カードの利用で、両替機で1日1回10枚まで無料
- 両替機で11枚以上の両替やカードなしの場合、両替手数料支払いは100円硬貨だけ対応なので、あらかじめ100円硬貨の準備が必要
- お取扱枚数は両替機にて指定した枚数
- 1回のお取扱枚数は合計1,000枚まで
両替機が設置されていない店舗では窓口で無料両替できる枚数が特例で多くなります。両替機の有無は利用する店舗にお問い合わせください。
※2022年10月3日より窓口で両替機の設置有無を問わず、りそなグループのキャッシュカード・通帳の提示による無料での取り扱いは廃止です。
三菱UFJ銀行
- UFJのキャッシュカードで1日1回のみ10枚まで無料
- 両替専用カード利用で1日1回目は10枚まで無料
- 両替機専用カードに手数料をチャージして利用
- 両替機でのお取扱枚数は両替後の枚数
- 1回のお取扱枚数は合計1,000枚まで
- 両替機への紙幣投入は1回あたり20枚まで
新札(新券/ピン札)が必要なときには銀行の両替で
新札(新券/ピン札)の両替も基本的に上記料金表を参照ください。
年末年始など新札需要が多い時期は、両替機に新札を多く補充してくれているそうです。店舗によって両替機が対応している紙幣の種類が違うことがありますので注意しましょう。条件や操作など不明な点は近くのスタッフに聞くと親切に教えてくれます。
新札と新券とピン札の違いについてはこちらでくわしく紹介しています↓
お札を硬貨に両替できますか?
硬貨を準備したいとき、今までは手数料無料で両替できる枚数が多く便利でした。ところが2021年に大手銀行の円貨両替手数料が次々に改定。
無料で両替できる枚数が「たったの10枚」に!つまり、「千円札を100円硬貨10枚にするだけが無料」。10枚超は有料となります。
両替機では、1円、5円、10円、50円硬貨は1本の棒金になっていて、棒金1本は50枚です。バラの指定はできません。
まとめ
みずほ|三井住友|三菱UFJ|りそな|銀行の両替手数料を比較でわかりやすくまとめました。
キャッシュレス化により、お年玉やご祝儀までデジタルで送れるサービスもでてきて、近い将来には「両替」というニーズがなくなってしまうかもしれませんね。
各銀行の手数料については下記を参考にしてください。
みずほ銀行で新札両替!両替機の使い方と手数料についてはこちらでくわしく紹介しています↓
三井住友銀行で新札両替!両替機の使い方と手数料についてはこちらでくわしく紹介しています↓
三菱UFJ銀行で新札に両替!両替機の使い方と手数料についてはこちらでくわしく紹介しています↓
りそな銀行で新札に両替!両替機の使い方と手数料についてはこちらでくわしく紹介しています↓