三菱UFJ銀行のキャッシュカード。本人カードとは別に、家族用にもう1枚「代理人カード」を発行できるって知っていますか。カップルでも作れるのでしょうか。
夫婦それぞれにカードがあると便利ですよね。家族が使うための「代理人カード」の作り方についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
三菱UFJ銀行の代理人カードって何?
銀行で口座を開設するとキャッシュカードが発行されます。
普通、キャッシュカードの発行はひとつの口座に本人用1枚ですよね。でも必要であれば家族が使うためのカードを作ることができるんです。それが代理人カード。
何枚でも作れるわけではなく、三菱UFJ銀行で発行できるのは1名のみ。なお、代理人カードにはクレジットカード機能はありません。
三菱UFJ銀行「代理人カード」の申し込み方法は?
あると便利な代理人カードですが、申し込みにはいくつかの条件があります。ネットや郵送ではなく、店頭での申し込みになりますのでご注意を。
では、作り方について詳しくご説明しますね。
カードの申し込み条件は?
三菱UFJ銀行のサイトにあった申し込み条件は下記のとおりです。
本人会員さまと生計を同一にするご親族さま1名に限り、お申し込みいただけます。原則として成人の方が対象となりますが、満16歳以上であればお申込可能です。
「生計を同一にする」という聞きなれないことばが出てきましたね。これは、家計のサイフを共有しているという意味で、夫婦や家族であれば問題ないようです。
カップルでも代理人カードを作れる?
“生計を同一にするご親族”に当たらないため、事実婚の場合は「代理人カード」を作ることはできないそうです。親しくてもカップルというだけでは作れません。
カードを作るのに必要なものは?
必ず口座を持っている本人が銀行に行って手続きをしてください。口座のある支店でなくてもOK。家の近くなど、どこの支店でもできます。
【必要なもの】
- 申し込み口座の届け印
- 口座のキャッシュカード
- 本人の確認資料
免許証やマイナンバー、パスポートなど本人を確認できるもの
ご主人の口座であれば、ご主人本人が来店して奥さんの代理人カードを申し込みます。代理人が一緒に行く必要はありません。
代理人カードはいつ届くの?
代理人カードは約1週間くらいで届きます。その場でもらうことはできません。
簡易書留郵便で銀行に届けている住所に届きます。引っ越しなどで住所が変わっている人は早めに住所変更をすませておきましょう。
代理人カードに年会費や発行手数料はかかる?
年会費・発行手数料はかかりません。無料です。
代理人カードのメリットは?
●家計用の口座を夫婦で共有するとき
ご主人の口座が生活費口座で、奥さんが家計管理しているというケースは多いのではないでしょうか。本人(ご主人)口座に奥さん用の代理人カードを作っておくとお互いに利用できて便利です。
●単身赴任などで離れて生活するとき
どちらかがカード、どちらかが通帳と印鑑を持っていれば入金や引き出しはできます。ただ、銀行の窓口は閉まるのが早い!それぞれにカードがあればATMで入出金が可能になりますね。
●子ども(学生)に生活費などの仕送りをするとき
毎月の仕送りに、手数料を払って振り込みしていませんか。ネット振り込みなど手数料が無料のサービスをうまく使えていればいいのですが、手数料がかかってしまうという方には代理人カードをオススメ。入金にすれば手数料はかかりません。
銀行は近くにないし、窓口は3時までだし待たされるし…と面倒な手続きも、カードがあれば近くのATMが利用できてとっても便利ですね。
代理人カードをなくしてしまったら?
代理人カードに関する手続きは、口座を持っている本人(名義人)がしなくてはいけません。
カードには「代理人」の名前が印字されますが、口座の名義はあくまでも本人。もしカードを紛失したり、暗証番号を忘れて利用できなくなった場合も、本人による手続きが必要になりますのでご注意を。
まとめ
三菱UFJ銀行「代理人カード」とは家族が利用するためのカードです。本人と生計をともにする親族1名が作れます。満16歳以上であれば申込み可能で年会費や発行手数料はかかりません。なお、代理人カードにはクレジット機能はありません。
使い方次第でとっても便利な代理人カード。この記事で、あなたの暮らしをちょっとラクにするお手伝いができたら嬉しいです。
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