朝食にお手軽な食パンですが、ついうっかり期限が過ぎてた!そんな経験ありませんか。消費期限や賞味期限を過ぎたら食べられないの?
そもそも、消費期限と賞味期限にはどんな違いがあるのでしょう。身近な食パンの期限について調べてみました。
食パンは消費期限それとも賞味期限?
食パンに表示されているのは消費期限です。消費期限を過ぎたら食べないようにしてください。
消費期限とは袋や容器を開けないままで、適切に保存していた場合に、この「年月日」まで「安全に食べられる期限」のこと。ただし、一度開けてしまったら、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
食パンの「消費期限」は何日くらい?
食パンの消費期限って短いと思いませんか。期限内に食べきれないことも。スーパーやコンビニで買う食パンと、パン屋さんの焼きたてパンの消費期限の長さを調べてみました。
スーパーやコンビニの食パンの消費期限は?
一般的に常温保存で4〜5日のようです。山崎製パンでは保存状態が変わることを考慮し、夏季と冬期とで消費期限の長さを変えています。
【消費期限】
●夏季5月〜10月…製造日を含め最大5日間
●冬期11月〜4月…製造日を含め最大6日間
消費期限はメーカーによっても多少の違いがあります。また、スーパーやコンビニで購入する際は、入荷までの日数によって1〜2日短い場合も多いようです。
実際に売り場を見ると、同じ商品でも期限がまちまちだったりしますよね。購入するときはしっかりチェックして、できるだけ消費期限の長いものを選びましょう。
パン屋さんの手作り食パンの消費期限は?
パン屋さんで買う焼きたての食パンや自家製のパンは、さらに日持ちしません。製造日から3日以内に食べきるのがいいでしょう。
食べきれないときは冷蔵庫ではなく冷凍保存を。食べるときは冷凍のままトースターで焼くとフワッと美味しくなります。
食パンの冷凍保存の方法はこちらで詳しく紹介しています↓
しっとりもちもち食感で話題の“乃が美(のがみ)の「生」食パン”。ふわふわの柔らかさが人気ですね。こちらでも冷凍保存を勧めています。
参考:乃が美ホームページ
そもそも消費期限と賞味期限の違いは?
お店で買った食品には、安全においしく食べられる期間があり、袋や容器に「消費期限」か「賞味期限」のどちらかが表示されています。
農林水産省によると、
●消費期限・・・安全に食べられる期限
いたみやすい食品に表示されています。(例:お弁当やサンドイッチ、ケーキなど。だいたい5日以内。)期限を過ぎたら食べないようにしてください。
●賞味期限・・・品質が変わらずにおいしく食べられる期限
消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています。(例:カップ麺や缶詰、ペットボトル飲料など。3ヶ月以上は年月で表示もあり。)期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
わが家では見た目、匂い、勘に頼り、数日過ぎても自己責任で問題なくいただいていましたが、消費期限は守った方がいいようですね。食べきれないときはクルトンなどアレンジ料理もおすすめです。
固くなった食パンは最高の食材!クルトンなどの簡単レシピ3選!はこちらで紹介しています↓
ジメジメした季節は食パンのカビに注意?
食パンは水分を多く含むのでカビが発生しやすい食品。梅雨時や夏季、気温や湿度の高い環境では期限内であっても特に注意しましょう。
見えるところだけ取り除いても菌は中まで入り込んでいます。特に食パンのスライス面は耳に比べて水分が多く、カビが生えやすくなっています。
焼くなどの加熱処理をしてもカビの毒素が残っている可能性があるんです!見つけたらきっぱりあきらめて捨てましょう。
まとめ
消費期限とは安全に食べられる期限で、期限を過ぎたら食べないようにしてください。賞味期限は品質が変わらずにおいしく食べられる期限で、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
食パンに設定されているのは消費期限。期限を過ぎた食パンは食べない方がいいでしょう。正しく保存していてもカビや品質劣化等の恐れがあります。
食べきれない場合はクルトンなどのアレンジレシピや冷凍保存がおすすめ。ちょっとの手間で最後までおいしくいただきましょう。