三井住友銀行は、来年2021年4月以降に口座を開設してネットバンキングを利用しない人から手数料を取ることを正式に発表しました。紙の通帳も有料化に…。
これはインターネットバンキングの利用者増加と、取引きのデジタル化を促進するためだということ。詳細をまとめてみましたのでご覧ください。
三井住友銀行2021年の新手数料とは?
カンタンに要約すると、今回発表された三井住友銀行の新手数料は以下の通り。
- 対象は2021年4月1日以降に口座を開設
- 18歳未満、および75歳以上は対象外
- 紙の通帳を希望すると年額550円(税込)かかる
- ネットバンキング使わないと年額1,100円(税込)
※条件は以下参照
【年額1,100円の手数料が課される条件】
ネットバンキング未設定、かつ2年以上取引なし、残高1万円未満の場合。
口座残高が手数料に満たない場合は、残高すべてが没収され自動的に口座が解約されますので注意!
銀行手数料はこれから増えてくるのが必至!
今回の手数料だけでなく、2019年からすでに三井住友銀行では新しい手数料がスタートしています。
【硬貨入金手数料】※窓口利用 ※税込
300枚までは無料
301枚〜500枚 550円
501枚〜1,000枚 1,100円
1,001枚以上は500枚ごとに550年加算
ご注意:1日に複数回に分けて入金しても、合算した硬貨枚数に応じた手数料がかかります。
小銭をせっせと貯めていた人、500円貯金でがんばってきた人も、両替や入金時には手数料を考えて上手に銀行を利用しなくてはならない時代ですね。
大量の小銭を両替する裏技はゆうちょ銀行にあった
大量の小銭を銀行で入金や両替をすると、けっこうな手数料がかかります。前もって数えていく必要があったり入金(預金)なのに手数料がかかったり…。
ここでちょっと裏技!
郵便局・ゆうちょ銀行なら無料で入金ができるんです。「あるだけ入金」なら数える手間も枚数制限もありません。以下の記事でレビューしていますので参考にしてみてくださいね。
銀行はATMも減少&窓口業務も縮小傾向
ゼロ金利、マイナス金利、感染防止対策など銀行を取り巻く環境は厳しい状況に。
みずほ銀行も2021年1月から紙の通帳発行を有料化。みずほフィナンシャルグループは、社員が週休3日や4日で働ける制度を2020年12月を目処に始める計画を発表しました。
銀行各行はデジタル化による人件費削減やATMなどの設備維持費などコスト削減をスピーディに行っています。Web通帳やネットバンキングの利用など銀行とうまく付きあっていきたいですね。