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不織布・ウレタン・布マスクは状況で使い分け?マスク素材のお話

テレビ番組スッキリで、猛暑の中、「シチュエーション別 マスクの使い分け」という情報が放送されていたので、ここにまとめておきます。

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マスク素材で飛沫ブロック性能が違う?

熱中症予防に「夏マスク」が注目されている中、テレビで比較されていた素材は3種類。

入手できない状況が続いていた「不織布マスク」、政府が配ったのと同じ「布マスク」、おしゃれで息苦しさを感じない「ウレタンマスク」の3素材です。
ウイルスを含む小さな飛沫(ひまつ)を通さない効果は、マスクの素材によって異なることがわかりやすく説明されていましたのでご紹介します。(放送の出典は、電気通信大学・石垣陽特任准教授)

素材感染防止通気性耐久性
不織布
ウレタン
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マスク素材はシチュエーションで使い分ける?

放送で紹介されたマスクの使い方は、「シチュエーションでマスク素材を使い分ける」ということ。素材違いのマスクを持ち歩くこともなかなかできそうにありませんが、マスク素材の基本性能としてメモしておきます。

密な状況では不織布マスクを使う

密リスクが高いシチュエーション
人同士が近い距離で対面する状況では「不織布マスク」が有効。
・満員電車

密でなければ布マスクやウレタンマスク

バーベキューBBQや炎天下での活動中、歩行中や体を動かしている時は、通気性のいい「ウレタンマスク」や、繰り返し使える「布マスク」がおすすめのようです。ただし、あくまでも人が密になっていない状況下で、熱中症予防のためです。

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実験で不織布は90%以上の飛沫を捕集!

以前に朝日新聞デジタルの記事では、PM2.5などを研究している奥田知明(慶応大)教授が行った、マスクが粒子を捕らえる効率を調べた実験結果が報告されていましたので、簡単に紹介しておきます。

実験では、不織布マスクは90%以上を捕集できたが、布マスクは30%以下だった、ということ。この実験に使った布マスクは、政府が配布した「アベノマスク」だったそうです。

【結果】
● 不織布は飛沫粒子のブロック性能が高い
● 捕集効率90%以上
● 布マスクは30%以下

歯ブラシストッキングなどナイロン製品で不織布をこすると、帯電してフィルター性能がアップするそうです。

まとめ

今回は、テレビ番組で取り上げられていた「熱中症を防止しながらマスクの素材を使い分けする」という情報のおさらい。番組で紹介された電気通信大学の石垣陽特任准教授は、マスクが医療現場に届かない危機を新しいアイデアで打破しようと動いていた人で、お名前でググればオリジナルマスクなども!これからも生活に役立つ研究結果を期待しています。

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