国から配布される布マスクは洗濯機で洗っていい?厚生労働省が勧める洗い方を参考に要点をわかりやすくまとめました。
生地を傷めずウイルスもしっかりと洗い流したい!再利用のための正しい洗い方で身を守る行為を。
布マスク〈ガーゼマスク〉の洗い方
厚生労働省と経済産業省が「布マスクの洗い方」の動画を公開しています。
マスク不足をうけて配布が決まった布マスク。洗って繰り返し使えるのが利点です。適切な洗い方で長く使いたいですね。
ポイントはもみ洗いをしないこと。
繊維をいためないことが大事なので洗濯機も乾燥機もNG!
布マスクを洗うときに用意するもの
【用意するもの】
- 衣料用洗剤
- 塩素系漂白剤
- 清潔なタオル
- 大きめの桶
- 台所用手袋
- 洗濯バサミ
① 衣料用洗剤を溶かした水にマスクを10分浸した後、もみ洗いではなく軽く押し洗いを。
② 十分にマスクの洗剤をすすぎます。
③タオルにはさんで水気を取る。
④形を整えて陰干しで自然乾燥を。乾燥機は使いません。
洗うときに気をつけたいこと
もともと市販の使い捨てマスクに比べるとかなり小さめ。これ以上縮むのは絶対に避けたいという人は「軽く押し洗い」を守りましょう。
【洗う回数】
1日1回の洗濯をすすめていますが、汚れたらそのつど洗うこと。また感染リスクを考え面倒でも他の人のマスクと一種に洗うのは避けてくださいね。
漂白剤、柔軟剤は使ってもいい?
汚れが気になる場合は、塩素系の漂白剤(ハイターなど)を使いましょう。
・台所用のゴム手袋をはめること
・においがなくなるまで十分にすすぐこと
柔軟剤については厚生労働省のページに「柔軟剤の使用は避けてください」との記載が。今回配布されるマスクメーカーからの情報です。
肌触りや香りなど使用感を考えると使いたくなりますが、注意点を守って柔軟剤の使用は避けましょう。
【暮らしのコラム】
塩素系漂白剤で黄色くなったシャツを白くするには?黄ばみを解消させる方法はこちらの記事で↓
参考記事:使い捨てマスクの使い方
マスク裏表がどっちかの見分け方!間違えて逆の付け方してない?の記事はこちら↓
まとめ
布製マスクについてはさまざまな意見がありますが、使い捨てマスクは品薄状態が続いて手に入らない現状。再利用できるのは助かりますね。
子どもの給食当番マスクを洗濯機でグルグル洗って、縮んだのをアイロンで伸ばして持たせていた記憶があります…。私のように洗い方を間違えていた人、マスクを洗ったことがない人の参考になれば嬉しいです。
医療従事者のみなさま、生活を支えるために働いてくださるみなさまに感謝するとともに、事態が早く収束しマスク不要の日が一日も早く訪れますように。