ぱっと見ただけ、ひと目でわかる甘いキウイの見分け方をご紹介します。
選んで買ったキウイが酸っぱかった!という経験ありませんか。せっかくなら甘くおいしいキウイを食べごろでいただきたいですよね。
キウイにはビタミンCや食物繊維、カリウムなどの栄養がたっぷり!美容と健康にいいフルーツの代表です。甘いキウイを見分けておいしくいただきましょう。
おいしいキウイフルーツの選び方は?
上のキウイの中で甘いのはどれでしょう。1個選ぶとしたらどれを選びますか?
丸い形、たまご形、それとも平べったい形?
つい、きれいな形を選んでしまいがちですが
実はとっても甘いのは…
平べったい形
じゃがいもみたいな平べったい形がいいんだそうです。甘みが強くて栄養がたっぷりなのは、きれいなコロンとした形ではなく、ごろっとした平べったい形と覚えてくださいね。農家の方はこの平べったい形を長男と呼ぶそうです。
なぜ“長男”なのかは後ほどご紹介しますね。
甘いキウイの見分け方のポイント
形の他にも、甘くおいしいキウイフルーツを見分けるポイントを紹介します。
- 果皮の表面にうぶ毛が均一についている
- 表面に弾力がありシワがない
いずれも見た目で確認できる方法でわかりやすいですね。
おいしいグリーンキウイを形で選ぶ〈実践編〉
では、さっそく選んでみましょう。
スーパーでよく見かけるこの光景。選び放題ですね。主婦の力量が問われるシーン!この中から、いかにも長男とおぼしき子たちを見つけてみましょう。
長男を赤丸でチェック。これはわかりやすい!ぱっと見で数個発見。7〜8個に1個はありそう。ベタベタ触らずに選べるのは嬉しいですね。
さっそくこの子たちを購入。
家に帰ってから凡ミスに気づいてしまいました。食べ比べてみるつもりが、つい選ぶのに夢中になり過ぎて長男くんたちしか買っていません…w
どの子もごろっとした平べったい形です。
横から見た方がわかりやすいでしょうか。
3日ほどビニールに入れ追熟させて、食べ頃を待ってから切ってみました。中はこんな感じです。
真ん中の白いところが一番甘くて最後に熟す部分。かなり楕円形になっていますね。
では、実食。
3個ともとっても甘くてジューシー!
「長男はおいしい」は間違いありませんでした。
キウイの追熟の仕方はこちらの記事でくわしく紹介しています↓
近くのスーパーで平べったいキウイばかりが並んでいるのを発見!
「特熟キウイ」といって、すべて長男のように平べったいキウイを食べごろで販売。3個買いましたがすぐに食べられて甘さも完璧でとってもジューシー。これならもれなく正解。失敗なしですね。
なぜキウイは平べったい形がいいの?
平べったい形のキウイがおいしいのは長男だからということがわかりました。
ではなぜ長男がおいしいのでしょうか。
長男というのは幹の一番近くにできる実のこと。幹の近くは一番栄養や水分が行き届くので、実が膨れて形が変わるんだそうです。ほかより糖度が1度も高くなるそうですよ。びっくりですね。
この選び方を知ってからは、店頭で迷うことなく平べったい形をチョイス!なんといってもわかりやすいところがいい。私は見た目よりだんぜん中味で選ぶタイプです。
おいしいゴールドキウイの選び方は?
売り場でよく見るのはグリーンキウイとゴールドキウイの2種類。ではゴールドキウイの場合はどうでしょうか。さっそく売り場をチェック!
大量です。選び放題!ふだん使わないくらいの集中力で探してみたのですが…。グリーンキウイほどわかりやすい長男が見つけられませんでした。
ゴールドキウイにも長男はいるのでしょうか。
数ある中からなるべく平べったい形をチョイス。
ほとんどが同じようにきれいなたまご形でした。
上の写真は1週間ほど追熟させたゴールドキウイ。真ん中の白い部分も楕円形ですね。黄色い果肉のゴールドキウイはグリーンよりも酸味が少ないのが特長。こちらも平べったい長男の方がより甘くてジューシーと感じました。
ゴールドキウイは保存性に優れていて日持ちするのも嬉しいポイント。グリーンキウイより糖度が高いので酸っぱさが苦手な方にもオススメです。
キウイは家で簡単に追熟することができる果物。店頭に並ぶキウイは追熟しきっていない場合が多いので、まだ固いなと思ったら食べ頃にしてから甘く熟したキウイをいただきましょう。
まとめ
おいしいキウイフルーツの見分け方・選び方は形!長男(平べったい形)を選びましょう。果皮の表面に弾力がありシワがなく、うぶ毛が均一についているものが甘みが強く栄養もたっぷりです。
ぱっと見て甘いのがわかれば、もうスーパーで迷いませんね!長男キウイを選んで食べ頃にしてからおいしくいただきましょう。
半分にカットしてスプーンで食べられる手軽さが忙しい朝にもぴったり。ぜひおいしいキウイ選びの参考にしてみてくださいね。