神社の鳥居が赤(朱色)なのはなぜ?色に意味はあるの?

初詣や観光など神社にお参りに行く機会は度々あります。神社に行くと真っ先に目に入ってくる鳥居。鳥居はなぜ赤なのでしょうか。

神社の鳥居が赤いのはなぜ?

鳥居が赤(朱色)なのは、古来から朱色が生命の躍動を表し災厄を防ぐ色とされ、神殿などに多く使われたことが影響しているそうです。

美しい朱色の「千本鳥居」で有名な伏見稲荷大社のサイトで調べてみました。

鳥居の赤(朱色)は、魔力に対抗する色とされていて、古代の宮殿などに多く用いられています。当社では稲荷台明神様のお力の豊穣を表す色と説明されています。また朱は昔から木材の防腐剤として使われてきました。
参考:伏見稲荷大社のWEBサイト
神社の鳥居が赤いのは
●災厄や魔力を防ぐ色とされているから
●神様のお力の豊穣を表しているから
●防腐剤として使われているから
ということがわかりました。生命力や活力など強い印象の赤色には、防腐剤という実用的な働きもあったんですね。

神社の鳥居は赤だけじゃない?

赤の印象が強い鳥居。実は神社の鳥居はすべて赤いわけではありません

白色】本来の鳥居の色は白木を使った白色で、白は神聖な色とされていたそうです。石やコンクリートで作られた白っぽい鳥居も目にしますね。

黒色】珍しい黒色もありました。「黒木鳥居(くろきとりい)」は京都市野宮神社にあり、皮付きの丸木で作った鳥居で、鳥居の最も古い形だそうです。

鳥居にはたくさんの種類があり、材質も構造もさまざま。六十種類以上の形態があるそうです。鳥居のイメージが赤なのは、目を引き関心を集めるという心理効果もあったのですね。

赤い色の持つ意味は他にもある?

赤には魔除けの他にも色々な意味があります。赤は目に飛び込んで印象に強く残ります。

信号機や標識が赤なのは、最も目を引く色だから。チラシなどでよく見るSALEの文字も赤。赤は購買意欲を高める色ともいわれています。

赤はエネルギーを感じるアクティブな色。自律神経に働きかけ、気分が沈んでいるときに前向きな気持ちにさせたり、気分を高揚させ元気にしてくれる働きもあるそうです。

神社はよくパワースポットなどといわれますが、赤い色も関係しているのかもしれませんね。

そもそも鳥居とは何?

神社と言えば「鳥居」。地図記号にもなっているくらい神社を象徴する建造物ですね。

鳥居とは神社の参道入り口に立てて、神域を示す一種の門です。神域と人間が住む俗世界との境界(結界)を表しています。赤に塗ることで災厄や魔力の侵入を防いでいたんですね。

また、山や海など自然そのものをご神体としてお祀りし、鳥居だけが建てられている場所もあり、神域への入り口を示しています。

まとめ

神社の鳥居のイメージが赤色なのは、目を引き関心を集めるという心理効果もあったのですね。

鳥居は神様の領域と俗世界との境界線で、結界。信心深くなくても、神社の鳥居をくぐると厳かな雰囲気を感じ、神聖な気持ちになります。混雑していてもきちんと鳥居をくぐり参拝しましょう。

 

テキストのコピーはできません。