初めて迎える結婚式はわからないことばかり。結婚式の黒留袖はレンタルする方が多いと聞きますが、着物に必要な小物一式はどうすればいいの?私は自分で用意したのですが、これが意外とかさばって…。レンタルにすれば良かった?
実際に体験してこうすればよかったかなと感じたことをまとめてみました。これから結婚式を迎えられるお母様の不安が少しでも解消されますように。ぜひ参考にしてみてくださいね。
着物の小物一式ってどれくらいの量?
小物一式を並べてみるとけっこうなボリュームに。着物バッグに詰めてみたらこんな感じです。
私は以前、着物を着る機会があったので小物一式は揃えてありました。せっかく持っているのだから、わざわざ借りなくてもいいかなと軽く考えてレンタルにしませんでした。
一番かさばるのは草履とバッグ。箱から出して袋にくるむと案外コンパクトに収まりました。
【着物バッグの中味は】
○お車代・・・主賓・乾杯をお願いしたゲストへ
○お礼・・・受付・スピーチなどを頼んだ友人へ
○化粧品
○貴重品
○スマホ
○ハンカチ、ティッシュ
○予備のポチ袋(新札)と筆ペン
小物一式を持参!メリットはなに?
着物を着る機会は多くないと思います。小物一式をお持ちであれば、この機会に活用したいと考える方もいらっしゃるのでは。
持参のメリットはまず費用の節約。なにかとかさむ費用を少しでも抑えられたら嬉しいですよね。レンタルすると料金っていくらかかるの?
留袖に必要な小物一式のレンタル料はいくら?
着物の小物一式のレンタル料を調べてみました。
○草履・バッグセット
(レンタル:5,000円)
着付け小物一式
○腰紐 4本
○伊達〆 2本
○前板 1枚
○帯枕 1個
○衿芯 1本
○コーリンベルト 1本
(レンタル:5,000円)
○和装スリップ(肌襦袢・裾よけ)
(販売:3,000円〜)
○足袋
(販売:2,300円〜)
○補正タオル 3枚セット
(販売:1,000円)
○和装ブラ(なくても良い)
(販売:5000円)
かっこ内は結婚式を挙げた式場提携の貸衣装の価格です。大体の目安でお考えくださいね。
レンタルと販売がありますが、全部利用した場合トータルで21,300円(税別)かかる計算です。
和装ブラはなくても良いそうです。ちなみに私はワイヤレスブラ(ナイトブラみたいなタイプ)で代用しましたが、全然問題なかったですよ。
小物一式を持参するデメリットは?
小物一式を持参のデメリットは荷物が増えること。
レンタル料が節約できてラッキーと思っていたのですが、いざ準備してみると着物バッグ一杯に。主人のモーニングはレンタルをお願いしましたが、靴は持参しなくてはいけません。
まだ頂いてもいないのに、花束贈呈のシーンでよく見かける立派な花束を想像し「持てるかな」なんて幸せな妄想をしたりして…。
荷物が多かったので結局、車で会場まで行くことにしました。帰りに不要な荷物を預かってこれたのでこれはこれでありだと思いましたが、身軽に動きたい方にはレンタルをオススメします。
小物一式をレンタルするメリットは?
小物一式をレンタルするメリットは
○忘れ物の心配がないこと
○身軽で動けること
黒留袖と小物一式は全て会場に届けられます。挙式を経験した友人は「全部レンタルにした。忘れ物の心配がなくて安心でしょ。」と言っていました。
行きはバッグ1個でも、引き出物やお花など帰りの荷物は多くなることが予想されます。レンタルなら荷物が少なくて動きやすいですね。
レンタルで気をつけることは?
最後に、黒留袖とモーニングをレンタルする時に気をつけてほしいポイントをご紹介しますね。
黒留袖のレンタル料は30,000円〜
と、なっていましたが試着に行ってみると3万円〜10万円までとまさにピンキリ。母親の場合は試着というより柄選び。初めに予算を決めてから臨まないとかなり迷います。実際に私はいいものを見ると目移りしてしまい、あやうく予算オーバーになりそうでした。
主人のモーニングは前もって採寸表を提出していたので、すでにセットされていました。ですが実際に試着したらズボンのサイズが合わず変更してもらうことに。採寸済みでも試着は大事ですね。
まとめ
結婚式当日に黒留袖の小物一式を持参した体験談を紹介させていただきました。
身軽に動きたい方は留袖も小物一式もフルでレンタルが良いと思います。車を利用するなら(運転手はノンアルコールになってしまいますが)持ち込みでも問題なし。節約にもなりますしね。ただし、自前でも小物を忘れると追加料金がかかりますのでご注意を。
持参でもレンタルでも大事な晴れの日に慌てないように、必要なものは余裕を持って確認しておきましょう。素敵な結婚式を挙げられますようお祈りいたします。