洗濯していたシャツが黄ばんでいた。クリーニングして置いておいた衣類が変色していた…そんな経験ありませんか。
お気に入りのシャツは大切に長く着たいですよね。衣類についた黄ばみの落とし方や防止の方法について調べてみましたのでご紹介します。
時間がたったシャツの黄ばみの落とし方は?
洗濯したはずなのにシャツが黄ばんでいたことはありませんか。実は普通に洗濯しただけでは汚れを完全に落としきることは難しいそうです。
残った汚れが黄ばみの原因に。では、一度付いてしまった黄ばみは洗濯では落ちないの?
なかなか落ちない黄ばみ汚れにはつけおき洗いが効果的です。
つけおき洗いのやり方は?
基本的なつけおき洗いの方法をご紹介します。
❶ぬるま湯に洗剤と酸素系漂白剤を溶かします。
❷汚れが気になる部分を30分〜2時間つけおき。
❸やさしくもみ洗いしたら、水ですすぐか通常どおりに洗濯を。
冷水よりも温水の方が早く効果が出ます。衣類によっては高い温度で洗濯できないものもあるので洗濯表示は必ずチェックしてくださいね。
ちなみに、私が今まで扱ってきた白いワイシャツのほとんどは40度のお湯での洗濯はOKでした。
白いシャツの汚れはハイターで漂白…は間違い?
白いワイシャツの汚れを取ろうと塩素系漂白剤(ハイター)を使ったら、襟が黄色に変色してしまった…という失敗をしたことがあります。
まずは、洗濯表示をしっかり確認。白物衣料の漂白にはハイターというイメージがありますが、使えないものもあります。塩素系漂白剤が「×」の場合は、酸素系漂白剤を使用しましょう。
もしやってしまったときは、こちらを参考にしてみてくださいね。
黄ばみの原因を取り除く方法はある?
基本的なことですが、黄ばみの原因である汚れをしっかり落とすことが重要です。日頃からちょっと気を付けておくと後のお手入れが楽になるポイントをまとめました。
洗濯物を溜めておかない
付いてしまった汚れは時間の経過とともに落としにくくなります。溜めておくことで汚れが酸化し、変色して落ちにくくなってしまうんですね。汚れはなるべく早く取るようにしましょう。
洗濯する前に予洗いをする
洗濯の前に汚れの酷い部分に洗剤を塗って、あらかじめ汚れを落としておくと、その後の洗濯で汚れが落ちやすくなります。
また、襟や袖口など気になる部分に直接塗って使える洗剤もあるので活用しましょう。
クリーニングのビニール袋は剥がしましょう
クリーニングから戻ってきたときのビニール袋はどうしていますか。それは運搬用のもの。つけたまま保管すると通気性が悪く、湿気を嫌う衣類の黄ばみやカビの原因になることもあるようです。
そもそも衣類に黄ばみができる原因は?
襟ぐりや袖口は特に汗をかきやすい場所。肌と生地が直接擦れ合うので、汚れが深く繊維に入り込みます。その洗いきれずに残った汗や皮脂汚れが黄ばみの原因です。
実は普通に洗濯しただけでは汚れを完全に落としきることは難しいそうです。洗濯を繰り返すうちに残った汚れが蓄積し、酸化して黄ばみになってしまうんですね。
クリーニングに出したのに黄ばむのはなぜ?
ちゃんとクリーニングに出してしまっておいたのに、黄ばんでいたという経験はありませんか。大切にしたい衣料だから自分で洗わずクリーニングに出したのに…ショックですよね。
洗った時点ではきれいにみえても時間が経つと汚れが浮き出るケースもあるということ。見えない汚れってあるんですね。
特に気になるときは早めにお店の方に相談して、適正な処理をしてもらうのがオススメです。
まとめ
いかがでしたか。一度できてしまった黄ばみを落とすのはけっこう面倒。できれば予防をしっかりして汚れを残さないようにしたいものです。
襟や袖口など汚れやすい部分は前もって予洗いしてから洗濯しましょう。黄ばみができてしまったらつけおき洗いをお試しください。
衣類を大切に長く着られるようにするには、汚れを残さないことが大切。季節の変わりめなど長期間着ない衣類は、クリーニングに出してから正しく保管するのがいいですね。
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