服に付いたユリ花粉は漂白剤を使って洗濯すれば落ちる?クリーニング以外の取り方は?花粉を指ではじき、濡らしたハンカチでとんとんしたら…汚れが広がってしまった!
洗ってしまった後でもできる対処法を花屋さん情報を参考にダメ元でやってみました。
ユリの花粉「すぐ洗う」はダメ?
衣類にユリ花粉が付いたときは濡らす、こするはNG!知らずにこれ、全部やっちゃいました。
汚れはすぐ落としたいけど、扱いを間違うと取り返しの付かないことに!ユリ花粉は粘着力が強く、草木染めにも使われるほどで一度付くと非常に取りにくいんだそう。水で洗うことでより定着とは…知らなかった。。。
洗ってしまったけどあきらめきれないので、ダメ元でシミ取りに挑戦してみました。
洗ってしまったときの対処法は?
ユリ花粉のシミ取りに使うのは「アセトンの含まれた除光液」もしくは「無水エタノール」。絶対に落とせるということではないそうですが、試してみる価値はありそうです。
無水エタノールでさっそくやってみますね。
洗ってしまったゆり花粉の落とし方
①シャツを広げシミ部分の下にタオルを敷く。
②無水エタノールを含ませた布でシミを軽く叩く。
③ポンポンとやさしく繰り返します。
下のタオルに汚れを移すように。シミが広がってしまうと逆効果なのでこすってはいけません。
これを何度か繰り返したら、
シミが落ちてる!
生地が二重の部分はうっすら黄色が残りましたが、かなり落ちました。クリーニングに出すほどではないけどというときはやってみる価値はありますよ。
色物の場合は服の目立たないところで色落ちしないか確かめてからやってくださいね。
無水エタノールはドラッグストアで購入できて、染み抜きの他にも掃除や除菌など幅広く使えます。
服に付いたユリ花粉は漂白剤で落ちる?
黄ばみやシミといえば「漂白剤」を使ってしまいそうですが、ユリ花粉にも有効でしょうか。
酸素系の漂白剤をユリ花粉に使用するとシミや汚れを定着させてしまいます。生地を傷めたり色抜けの原因になるので漂白剤の使用はやめましょう。
正しいユリ花粉の落とし方は?
私のような失敗をしないために、まずはやってはいけないことをチェックしておきましょう。
〈やってはいけないこと〉
▪手で払い落とさない。
▪水で洗わない。
▪塗れた布でこすらない。
では本題。服にユリ花粉が付いたときの正しい落とし方をご紹介します。
1. 表面の花粉をとる
まずは表面の花粉を取り除くこと。セロテープやガムテープなど粘着力のあるものにくっつけて取り除きます。掃除機があれば吸い取るのも効果的。
2. 除光液や無水エタノールを使用する
花粉を取り除いても残る汚れには除光液や無水エタノールの使用が効果的。前述の方法を参考にお試しくださいね。
まとめ
実際にやってみた「ユリの花粉が付いて洗ってしまったときの落とし方」をご紹介しました。
花粉が服に付くと焦りますがすぐ払わないこと。水で洗わないこと。手に付いて落ちにくい場合は歯磨き粉がおすすめです。除光液や無水エタノールは強いので手荒れにも注意してくださいね。
大事な衣類の場合はクリーニング店に相談を(ゆり花粉のシミであることを伝えドライクリーニングを指定。水洗いはNG)。