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お年玉はなぜ新札(ピン札)がいい?新札に両替するための5つの方法

お年玉は新札で準備するのがマナーといわれています。その理由と新札に両替する5つの方法をご紹介します。

知っておきたいお祝いごとのマナー、新札が必要なときに慌てなくて済むようにぜひ参考にしてくださいね。

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お年玉は新札でなくてはダメですか?

お年玉は年の初めのお祝いとして、新札を用意するのがマナーとされています。

お正月の子どもたちの楽しみと言えば「お年玉」ですよね。子どものころ、ふだん目にしないきれいなお札をいただいて、なにかワクワクした気持ちになった記憶はありませんか。

お年玉に新札を入れる理由について調べました。

お年玉に新札を用意する理由は?

ご祝儀(お年玉・お祝・心付けなど)に新札を用意する理由は、

  • 新しい門出をお祝いする
  • あなたのために、前もって準備をしました

という気持ちを表しているといわれています。

新札はいつも手元にあるものではないので「この日を心待ちに、前もって用意しておきましたよ」という相手への心遣いが伝わりますね。

不祝儀(お見舞い・御香典・御仏前など)に新札は使いません。これは突然の悲しみに対し、用意していたようにみえるという考えからです。

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お年玉はポチ袋に入れるときも新札?

お年玉はポチ袋に入れる場合も、シワのない新しいお札を三つ折りにして入れましょう。(四つ折りは縁起が悪いので好ましくありません)

相手が小さなお子さんでも、新年初めのご祝儀はマナーを守って新札で渡してあげたいですね。

お年玉マナー!ポチ袋のお札の折り方や硬貨の入れ方|金額の相場についてはこちらで紹介しています↓

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お年玉用の新札を準備する5つの方法とは?

1.銀行で新札に両替してもらう

新札を入手するには銀行での両替が確実です。

■銀行の窓口で両替する

両替の用紙に必要事項を記入して、窓口で旧札を新札に両替します。新札を指定して引き出すのもOK。

■銀行に両替機があれば、さらに簡単!

銀行に設置されている両替機を利用しましょう。手持ちのお札を希望の金種に交換するシステム。旧札と新札の指定ができるので、選ぶときに間違えないようにしてくださいね。

銀行の「キャッシュカード」もしくはその銀行専用の「両替機カード」を入れて操作します。用紙を書く手間も待ち時間も少ないので、窓口よりも簡単便利でオススメ。両替機の稼働時間は、ほとんどが銀行の営業時間と同じです。

両替機は利用できる営業時間が短く、ほとんどが平日の15時まで。土日祝日は利用できません。

年末年始は銀行が大変混雑します。12月は各銀行とも、お年玉用に新札を多く補充してくれていますが、窓口、両替機ともに大変混みます。

特に12月中旬以降は、窓口の待ち時間が1〜2時間というところも…。時間に余裕を持って行動するようにしましょう。

2.郵便局の窓口で両替してもらう

郵便局では基本的に両替はやっていませんが、大きい支店だとやっていることも。小さい店舗では、在庫があれば新札に替えてもらえることもあるそうです。

試しに、近隣の一番大きい店舗に行ってみたら…新札に両替できました!

所定の両替内訳書(上の写真)を記入し、窓口で両替します。持ち込みの紙幣でも、指定による引き出しでもOK、しかも枚数制限なし(ただし五千円の新券の用意はないとのことです)。さらに、郵便局での両替は業務ではないので手数料はかかりませんでした。

※ちなみに、近所の小さな郵便局3店舗では新札の在庫はなく、両替できませんでした。

店舗により、かなり扱いが異なりますね。無駄足にならないように、大きい支店を選んで、確認してから行くことをオススメします。

3.銀行や郵便局のATMを利用する

土日や祝日、平日の営業時間外は銀行、郵便局の窓口とも利用できません。ATMで限度額まで引き出して、新札が出てくる可能性にかけます。(認証登録など特別な手続きをしていなければ、ほとんどの銀行の引き出し限度額は50万円)

運がよければ、必要な枚数分くらいは新札をゲットできる可能性があります。

【5,000円を引き出すとき】
5千円札1枚ではなく、千円札が5枚出ます。
【一部両替を指定したとき】
1万円分が千円札10枚で出ます。

4.コンビニのATMでねばってみる

銀行や郵便局のATMが営業を終了している時間でも、まだ大丈夫。コンビニがあります!

コンビニのATMでしたら、ほとんどが24時間利用できますので、限度額いっぱいまで引き出して幸運を祈ります。利用料の他に時間外手数料がかかりますので、この出費は覚悟のうえで。

【コンビニのATMで引き出してみました】

1回の引き出し限度額いっぱいの20万円を引き出してみた結果…シワのない比較的きれいな一万円札が5枚入っていました。試してみる価値はありそうですね。

5.デパートや百貨店の文具売り場で聞いてみる

土日や祝日でもデパートや百貨店は営業しています。大手のデパートや百貨店でしたら、文具売り場でご祝儀袋を購入したときに「お祝い用に新札に替えていただきたい」とお願いすると替えてくれることもあるそうです。

店舗により異なるので、電話で確認してから行くとよいでしょう。大晦日まで営業しているのはうれしいですね。

〈それでも入手できなかったときは〉
アイロンで伸ばしてみましょう。折り目の浅いお札を選び、湿らせたハンカチをあてて、様子をみながら低温でアイロンをかけるとシワが伸ばせます。(ホログラムにアイロンが当たらないよう注意)

まとめ

お年玉や御祝いに新札(ピン札)を用意する理由は、「新しい門出をお祝いする」「あなたのために前もって用意しました」という心遣いでした。

【新札に両替するための5つの方法】

  • 銀行で両替する
  • 郵便局で両替する
  • 銀行や郵便局のATMを利用する
  • コンビニのATMを利用する
  • デパートや百貨店の文具売り場を利用する

なにかと気忙しい年末、お年玉は早めの用意を心がけましょう。もし新札を用意しそびれたときは、5つの方法を参考にしてみてくださいね。

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