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日本三大花火─大曲の花火とは?2022年大会の結果と混雑状況

3年ぶりに開催された「大曲の花火2022」。日本の三大花火大会として多くの方が待ちわびていた開催。およそ1万8千発もの花火が夜空を彩りました。

大曲の花火は、全国の花火師たちが競い合う日本三大競技花火大会。本来は80万人もの人々が訪れる日本を代表する花火大会ですが、今年は感染対策のため観覧席も大幅に変更。観覧会場内は約8万人、会場外での観覧者を合わせると一晩に大曲(秋田県・大仙市)を訪れた方は60万人との発表でした。

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2022年は全国花火競技大会「大曲の花火」開催!

ABS秋田放送

全国の花火ファンが愛してやまない大会提供花火のタイトルは「暁光(ぎょうこう〜明け方の空の光という意味)」。ウイルス感染が止まぬ中、明日への希望が表現されました。

感染対策として有料席をこれまでの6割に減らし、桟敷席をテーブル席に変更するなどして、密にならない対応がとられました。

夜の部には雨が降りはじめましたが、日本一を競う花火師たちの想いをのせた花火が次々と夜空を覆い、拍手と歓声が止みませんでした。

10月1日(土)開催予定の「大曲の花火-秋の章-」も楽しみです。

秋田魁新報
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日本三大競技花火大会「大曲の花火」とは

夏の全国花火競技大会「大曲の花火(おおまがりのはなび)」は、毎年約70万〜80万人の人々が訪れる日本三大競技花火大会。一流の花火師たちがプライドを懸けて魅せる芸術花火は圧巻です!

毎月1回は花火があがるという大仙市(だいせんし)は花火の街。近年では、最大級の夏の競技花火大会に加えて、春・秋・冬の花火ショーが開催されています。その中でも元祖「大曲の花火」といえば8月の競技花火大会。テレビでも放映されますが、この魅力は現場でしか体感できません。

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第94回全国花火競技大会 成績発表|2022夏

大曲の花火は、内閣総理大臣賞が授与される花火競技大会で、全国では2大会のみ。日本政府の国務大臣や長官から授与される賞の数もあって日本一の花火競技大会です。

最優秀賞 内閣総理大臣賞

内閣総理大臣賞は総合評価が最も高い業者に授与される賞。山梨県のマルゴーが初の総理大臣賞を射止めました。

第94回全国花火競技大会
最優秀賞 内閣総理大臣賞
株式会社マルゴー(山梨県)

創造花火の部

優   勝経済産業大臣賞
大会会長賞
大会実行委員長賞
秋田魁新報社賞
■マルゴー(山梨県)
 祈り
 〜天使がくれた奇跡の光〜
準 優 勝大会会長賞
大会実行委員長賞
大仙市長賞
AKT秋田テレビ賞
■伊那火工 堀内煙火店(長野県)
 ホタルイカの発光ショー
 〜神秘的な青白い輝きに魅せられて〜
優 秀 賞大会会長賞
大会実行委員長賞
■響屋大曲煙火(秋田県)
 晩春に咲き誇る藤棚
 〜しなやかに舞う〜
■三遠煙火(静岡県)
 炎舞
入   賞大会会長賞
大会実行委員長賞
■野村花火工業(茨城県)
■丸玉屋小勝煙火店(東京都)
■北日本花火興業(秋田県)
特別賞佐藤 勲 賞■伊那火工 堀内煙火店(長野県)

10号玉 芯入割物の部

優   勝中小企業庁長官賞
大会会長賞
大会実行委員長賞
朝日新聞社賞
■野村花火工業(茨城県)
 昇曲導付 五重芯変化菊
準 優 勝大会会長賞
大会実行委員長賞
大仙市議会議長賞
ABS秋田放送賞
■山﨑煙火製造所(茨城県)
 昇曲付 四重芯銀点滅
優 秀 賞大会会長賞
大会実行委員長賞
■マルゴー(山梨県)
■丸玉屋小勝煙火店(東京都)
入   賞大会会長賞
大会実行委員長賞
■信州煙火工業(長野県)
■磯谷煙火店(愛知県)
■太陽堂 田村煙火店(長野県)
特別賞日本煙火協会会長賞■新潟煙火工業(新潟県)

10号玉 自由玉の部

優   勝文部科学大臣賞
大会会長賞
大会実行委員長賞
河北新報社賞
■マルゴー(山梨県)
 聖なる光〜ヒーリングシャワー〜
準 優 勝大会会長賞
大会実行委員長賞
大仙市議会議長賞
AAB秋田朝日放送賞
■野村花火工業(茨城県)
 風に踊るラベンダー
優 秀 賞大会会長賞
大会実行委員長賞
■筑北火工 堀米煙火店(茨城)
■山﨑煙火製造所(茨城県)
入   賞大会会長賞
大会実行委員長賞
■信州煙火工業(長野県)
■イケブン(静岡県)
■伊那火工 堀内煙火店(長野県)
特別賞観光庁長官賞■筑北火工 堀米煙火店(茨城県)

昼花火の部

優   勝秋田県知事賞
大会会長賞
大会実行委員長賞
読売新聞社賞
■紅屋青木煙火店(長野県)
 昇り竜 -天空の彩-
準 優 勝大会会長賞
大会実行委員長賞
秋田県観光連盟会長賞
大仙市観光物産協会会長賞
■山﨑煙火製造所(茨城県)
 紫電一閃
優 秀 賞大会会長賞
大会実行委員長賞
■齊木煙火本店(山梨県)
■菊屋小幡花火店(群馬県)
入   賞大会会長賞
大会実行委員長賞
■小松煙火工業(秋田県)
■若松煙火製造所(宮城県)
■太陽堂 田村煙火店(長野県)
特別賞日本商工会議所会頭賞■山﨑煙火製造所(茨城県)
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大曲の花火[2022年概要 覚え書き]

夏の大曲の花火は、昼花火・夜花火と4時間にわたり約1万8,000発の花火が打ち上げられ、視界に入りきらないほどの大スケールです。小さな街に一晩に80万人もの人々が訪れます。2022年は、感染対策で観覧席も6割に削減。当日は夜の部ではやや強めの雨のうえ、風も弱く煙のはけがよくなかったのですが、大曲の花火ならではの感動が体験できました。

  • 正式名:第94回全国花火競技大会
  • 開催日:2022年8月27日(土)
  • 昼花火:17:15〜
  • 夜花火:18:50〜
    打留は例年21:30頃。その後に感動の「光のエール交換」があります。
  • 会場図
  • 会場〜秋田県大仙市雄物川河畔「大曲の花火」公園
写真提供:大仙市
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大曲の花火の感動は打ち止め後も止まない!

大曲の花火は、雄物川の河川敷が開催会場です。観覧席から対岸の西山に反響した花火の音が観ている人の丹田(たんでん)にまで轟き渡ります。これが「大曲の花火」ならではの花火に包まれる臨場感!ぜひ会場で体感して欲しい…。

打ち止め後も感動は止まりません!毎回繰り広げられる「大曲の花火」の象徴的なシーンは、花火師さんたちと観客との光のエール交換。

ペンライトやスマホの光を振って感謝の気持ちを伝える観客たちに、花火師さんたちが対岸で赤いトーチで答えてくれます。ここでしか味わえない一体感に感激!

写真提供:大仙市

花火伝統文化継承資料館 はなび・アムのご紹介

2018年8月に開館した花火のミュージアム(博物館)「はなび・アム」
入館無料/月曜休館/JR大曲駅から徒歩10分

公式サイトはこちら

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まとめ

秋田県大仙市の「全国花火競技大会(大曲の花火)」の実行委員会の方々、ありがとうございます。日本のものづくりの精神がいかんなく発揮された日本の花火。しかも大曲の花火は、全国でも希な「昼花火」に加え、全国の花火師たちが競い合う日本三大「競技花火大会」。たとえ、この先の大会がやむを得ない状況で変更になっても、どうかいつまでも続けていって欲しいと祈ります。

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