
首都圏からほどよく近い温泉リゾート地「熱海」で、春夏秋冬を通して花火大会が開催される「熱海海上花火大会」2023年の開催日程と駐車場、観覧スポット、花火が見える宿などの情報をまとめました。
ドラマ「カルテット」最終回ラストシーンで、すずめちゃんがみぞみぞしてきた浜辺の階段のある熱海サンビーチで鑑賞する花火は圧巻。熱海海上花火大会は、今年2023年に72年目を迎える人気の花火大会です。
熱海海上花火大会は音響効果がスゴイ!
熱海海上花火大会は、花火の音響効果の迫力で高い評価を受けている花火大会です。熱海の地形は湾を3面から山が囲むような「すり鉢状」。街全体がまるでスタジアムのような反響音で包まれる環境なんです。
春夏秋冬1年を通して開催される熱海温泉ホテル旅館協同組合主催の観光花火イベント。ほかの花火大会とは違った大迫力の臨場感。大音響がカラダの奥まで響き渡ります。
また、フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」は会場全体から打ち上がるスターマインなので、一般的な仕掛け花火のナイアガラでは味わえない大迫力です。
回数の多さもさることながら、ゆったりと観覧できるのも人気が続く理由なのかも。熱海駅から街並みを散策しながら海岸まで歩いても良し。砂浜で寝そべってゆったり観覧するスタイルも良し。首都圏からのアクセスの良さや、無料で鑑賞できるのもプラスのポイントです。
花火師も絶賛する、臨場感を体験できる「熱海海上花火大会」の大会概要をまとめました。
熱海海上花火大会2023年の開催日は?
2023年の熱海海上花火大会は4月15日から始まります。1月〜3月は開催の予定は発表されていません。春は2回+2回(5/21・6/4追加開催)、夏は6回、秋冬は3回の開催が予定されています。昨年秋冬は開催日が追加され全6回になりました。
◆観覧無料で、20分間に約3,000発(夏は約5,000発)の花火が打ち上がります。開催日により「二尺玉」の打上げがあります。※雨天決行
◆交通規制は7・8月のみ実施されます。
◆飲食出店とステージイベントは、7・8月の開催日に親水公園イベント広場にて予定。
◆有料観覧席は、例年7月~9月の開催日に親水公園第二工区に設けられます。
(2022年は設置されませんでした)
◆宿泊者専用観覧席は、熱海温泉ホテル旅館協同組合加盟施設に宿泊のお客さん専用の観覧スペースが親水公園内に用意されます。問い合わせ先:熱海温泉ホテル旅館協同組合 TEL.0557-81-5141
7・8月の花火大会では、車椅子専用の観覧スペースも設けられます。場所は、親水公園第一工区内、サンビーチ海水浴場寄りのジョナサン前です。
花火大会開催日は場所取り禁止となり、シート等で場所取りしても撤去・没収されますので注意。
2023年(令和5年) ※2023.3.16更新 | 開催日 | 時間 |
---|---|---|
春 | 4/15(土) | 20:20~20:40 |
5/13(土) | 20:20~20:40 | |
5/21(日)※追加 | 20:20~20:40 | |
6/4(日)※追加 | 20:20~20:40 | |
夏 | 7/28(金) | 20:20~20:45 |
8/5(土) | 20:20~20:45 | |
8/8(火) | 20:20~20:45 | |
8/18(金) | 20:20~20:45 | |
8/22(火) | 20:20~20:45 | |
8/25(金) | 20:20~20:45 | |
秋 | 9/18(月祝) | 20:20~20:40 |
10/14(土) | 20:20~20:40 | |
冬 | 12/3(日) | 20:20~20:40 |
◆打上げ場所
熱海湾(熱海港7.5m岸壁~海釣り施設)
◆観覧場所
サンビーチ海水浴場~熱海港までの海岸線一帯
会場全体が見わたせるサンビーチ砂浜がオススメ。
◆駅からのアクセス
熱海駅からのサンビーチまで徒歩で約15分。
◆開催日の天気予報
前もって確認しておけば安心ですね。→長期予報(AccuWeatherリンク)
◆熱海市観光協会は、営業時間:9:00~17:00年中無休 TEL.0557-85-2222
熱海の市営駐車場の料金はいくら?
市営東駐車場は約250台、市営親水公園1・2駐車場には約100台が駐車できます。
詳しくは市営駐車場ホームページを参照ください。タイムズなので、料金は均一で、最大料金は「繰り返し適用」なので安心です。
- 30分 110円
- 駐車後16時間最大 1,760円
- 駐車後16時間以降60分毎に110円
料金早見表はこちら(PDF)。
市営駐車場ホームページ(タイムズ)公式サイトでは、満車・空車情報も確認できるので便利です。タイムズ公式サイトはこちら(外部リンク)。
熱海海上花火大会おすすめ観賞スポット

熱海海上花火大会の観覧は、サンビーチ海水浴場から熱海港まで海岸一帯で、花火観賞できます。親水公園スカイデッキは大変混雑して密になるので、サンビーチがオススメです。
熱海サンビーチ
夏は人で賑わう海水浴場の白い砂浜ビーチ。夜は幻想的なライトアップも!
熱海駅から徒歩15分程度で行き帰りに便利砂浜や遊歩道の目前に花火が開花します。

親水公園
JR熱海駅より熱海港方面行きバスにて約10分→銀座または親水公園下車
熱海駅から徒歩で約20分くらい
例年7〜9月の花火大会は有料観覧席が設置されます。
ほかにも熱海の花火の楽しみ方は?
熱海海上花火大会と言えば、海上から花火が楽しめるクルーズや、メッセージ花火が人気でした。近年のイベント縮小で楽しみはどうなるのでしょう。
今年の花火観覧クルーズはある?
船上から熱海の夜景をバックにした花火大会が楽しめる「花火観覧クルーズ」はこのイベントならではの迫力体験。今年の詳細は未定ですが、2022年の料金は大人3,850円、子供2,200円でした。
メッセージ花火は募集を中止
以前は各日先着5名1万円で申し込めば、プロポーズとかサプライズとか記憶に残るイベントとして行われていた熱海温泉ホテル旅館協同組合主催の「メッセージ花火」。残念ながら、現在は募集を中止しています。
客室から花火が見える熱海の宿3選
「客室から花火が見えるホテル」〜花火大会を目的にした人気のホテル3選をピックアップしました。熱海は温泉ファミリーリゾートなので、いろんなタイプのホテル・旅館がいっぱい。家族構成やスタイルに合わせた宿を探してみてはいかがでしょうか。
ホテルミクラス
熱海海上花火大会の特等席とも言われるホテルミクラス。サンビーチ前、目の前が打ち上げ会場という花火観覧に人気の高い家族向けリゾートホテルです。露天風呂からも花火鑑賞できてコスパの良さも人気。熱海温泉 HOTEL MICURAS(ホテルミクラス)の宿泊プランはこちらで。
熱海後楽園ホテル
全室オーシャンビューの高層ホテル。客室からの絶景や、目の前で打ち上がる大迫力の花火の臨場感も評判。宿泊予約は早めがオススメ。熱海温泉 熱海後楽園ホテルの宿泊プランはこちらで。
星野リゾート リゾナーレ熱海
会場から少し離れた高台から見下ろすので、熱海湾の海面に映り込む花火も楽しめますね。全客室・レストラン・大浴場からも花火観賞可能。星野リゾート リゾナーレ熱海の宿泊プランはこちらで。
星のリゾート リゾナーレ熱海はふるさと納税ギフト券でもおトクですね。
まとめ
数々の花火大会が中止となった近年。春夏秋冬と開催される「熱海海上花火大会」は、都心からほどよく近いリゾートでアクセスもしやすく観覧も無料。海上いっぱいに打ち上がる大迫力のスターマインが楽しみですね。