モバイルSuicaがあれば、日常の電車利用もスマホをピッとかざすだけで改札がとってもスムーズですね。「えきねっと」の“新幹線eチケット”サービスを利用する場合、どうすればいいのか気がかりです。何か特別な設定が必要なのでしょうか。
本記事は、初めて新幹線eチケット(チケットレス)を利用する際の設定方法や注意点をわかりやすくまとめました。
新幹線eチケットとは?
「新幹線eチケット」は新幹線専用のチケットレスサービス。ネットを使えばたった5分で新幹線の予約が可能。しかも、JRの窓口で紙のきっぷを受取ることなく、新幹線を利用できて便利です。
モバイルSuicaや交通系ICカードを紐づけるので、スマホを自動改札機にタッチするだけ。東北新幹線、北海道新幹線、秋田新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、山形新幹線に乗車できます。
【新幹線eチケット利用可能な新幹線】
- 東北新幹線
- 北海道新幹線
- 秋田新幹線
- 上越新幹線
- 北陸新幹線
- 山形新幹線
新幹線eチケットを利用するために、まず「えきねっと」に会員登録することが必須。えきねっとの会員になると「えきねっとトクだ値」という5〜30%OFFのお得なチケットも申し込めるうえ、2%分のJREポイントも貯まります。会員登録は無料です。
STEP①:まず「えきねっと」に会員登録
えきねっとの会員登録(無料)のしかた
- えきねっとトップの上部より新規会員登録します。
- Welcomeページ最下部[会員登録]ボタンから進む
- 規約等の「同意する」にチェックを入れて[次へ]
- メールアドレスを入力して[メールを送信する]
このメアドが「えきねっと」用になります。 - 届いたメール記載のURLをクリック
- 「会員登録画面」に基本情報を入力
- クレジットカード情報を登録
今は登録しない場合は[クレジットカードは今は登録しない]ボタンで次へ
クレジットカードは会員登録後にマイページで登録可能 - ICカード情報を登録
ICカードをすぐに登録しない場合は[ICカードは今は登録しない]ボタンで次へ
ICカードは会員登録後にマイページで登録可能 - 入力内容確認して[メールの配信設定へ]
- メルマガを選択/解除して[入力内容を確認]
- 最終ページで[会員登録]ボタンを押して終了
えきねっとサイトTOPはこちら(リンク)。
えきねっと会員登録するときの注意点
登録したクレジットカードから利用料金が支払われます。また、チケットレスの新幹線eチケットを利用するために、ICカード情報の登録が必要です。
クレジットカード情報やICカード情報は、会員登録後にマイページで情報を登録できるので大丈夫でが、チケットレスで新幹線eチケットを利用するには必要となりますので予め準備しておきましょう。
まだモバイルSuicaを設定していない方は、こちらの「モバイルSuicaのはじめかた」(公式サイトリンク)から始めてください。
【準備しておくもの】
- モバイルSuica(スマホ)もしくは
交通系ICカード - 決済用クレジットカード
STEP②:「えきねっと」で新幹線を予約
えきねっとトップで、乗車駅、降車駅・日時・人数を入力。
[列車を検索する]ボタンで検索
経路検索結果の画面で条件に合った列車候補が表示されるので、列車を選んで[きっぷ・座席の種類選択へ進む]ボタンで次へ。
STEP③:チケットの種類はeチケットを選択
きっぷ・座席の種類選択ページの画面で「きっぷの種類」を選ぶ項目があります。
①きっぷの種類で「新幹線eチケット」を選ぶ。
②座席の種類で「えきねっとトクだ値」などの新幹線eチケット商品を選択
STEP④:モバイルSuicaかICカードを紐付け
申込み完了画面から[ICカード情報入力画面へ進む]ボタンで進み、モバイルSuica/ICカードを紐付けます。
あとからマイページで紐付けもできるので、乗車前までに余裕を持って登録&紐付けをしておきましょう。
STEP⑤:スマホ/ICカードで改札をピッ!
購入した「新幹線eチケット」に紐付けたモバイルSuica(スマホ)やICカードを改札にかざすだけで新幹線がチケットレスで利用できます。
在来線の区間からチケットレスで利用可能。在来線の乗車駅改札でピッと入り、新幹線の乗り換え改札でピッ!とするだけで乗車できます。在来区間だけ「きっぷ」で利用することもできますが、チケットレスを最大活用するなら「改札ピッ」がオススメ。えきねっとポイントも貯まり、発券いらずでラクラク乗車です。
座席はどうやって確認できるの?
新幹線eチケットにすると、マイページで乗車予定の列車や座席が確認できますが、乗車前に届く「予約内容確認メール」にも座席番号等は記載されています。
「座席表」として紙で持っておきたい方は、新幹線改札内にある「座席票発行機」を操作して座席番号等を確認&プリントアウトできます。あくまで座席確認用なので「きっぷ」として使えません。
実際に新幹線eチケットを使ってみた!
秋田の大曲駅まで実際に使ってみた「新幹線eチケット・モバイルSuicaでアクセス」の写真リポート記事はこちら。↓
JR東日本の新幹線車内でWiFiが使える?
メールアドレスを登録するだけで「JR-EAST FREE Wi-Fi」も使うことができるんです!(フリーWi-Fiステッカーで確認)
秋田新幹線のフリーEiFiとコンセントについては以下の記事で紹介しています。
まとめ
新幹線eチケットを利用するには「えきねっと」会員登録が必要で、登録もちょっと面倒。でも、改札をチケットレスで通過できる快適さを味わえば、最初の手間は吹き飛ぶくらいです。
モバイルSuicaやICカード番号の登録なども面倒でわかりづらいですが、一度登録しておけば毎回チケットに紐付け選択するだけでOK。
ひとつあげるなら、JR東日本から東海道新幹線などのチケットレス相互利用が早くできるようになればいいと思います。